ページを開けばそこに待っているのは、大空の世界。
飛空艇という言葉が出てくるだけで気持ちがフワッと広がるような、そんな開放感を得ました。
禁忌とされるパーティという異色感のある設定において、試練を生き抜いてきた主人公が抱える心情に触れることができるのも、しっかりとした読み応えのある文体があってこそ。
まるで航海へ旅立つ中世北欧の海賊を彷彿させるものを個人的に感じ、読み進めるたびに物語が持つ独特の空気に触れ、世界がどんどん広がっていく感覚を受けました。
たしかな世界観が確立されてあるので、安心して読み進めることができますよ。
自身が読んだのはまだ序盤ですが、とても壮大な物語になる予感がすでにあり、これから先の展開がとても楽しみな作品だと感じました。