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軒先で南天の木が

悲鳴をあげる

雨が少ない

水が必要だと

落ち種から芽吹いた

幼木も泣きそうだ


バケツいっぱいに

水を汲みながら

天気予報を思い出す

暫くは晴天のはず

なんてこった

川のも干上がって

生き物はどうしたのか


あるはずのものが無い

生命は脅かされ続け

それでも存続しようと

必死なのは

本能に刻まれた正義なのだろう

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