総合病院の耳鼻科外来に受付として配属されている夕子。耳鼻科の医師である金城は、そりゃあもうクズなのである。ある出来事で夕子は金城と看護師たちから謂れのない罪を着せられる。一度は諦めようとした夕子だが、そんな彼女に手を差し伸べる人物がいた――ページを繰る手が止まらない。たしかな知識に裏打ちされたと思える筆致が物語の面白さを加速させる。うわー腹立つ!とか、むきー!とか、どんだけクズやねん!とか。でもご安心を。読後感はスッキリ爽やか。ぜひぜひお楽しみいただきたい!
プライドが高く、患者を患者と思わぬ態度を取り、学歴の高さを盾に取り他人を見下す。残念ながら、こういった人は世の中にはいるものです。そんな絵にかいたような悪役ドクターに対し、医療秘書の夕子が鉄槌を下す物語。医療知識がなくとも味わえる、わかりやすい描写。スピーディーでノンストレスな進み方。やっぱり、物語に因果応報は大切ですね。