第6話

…そうか、君は残るんだな。


ならば、私は改めて案内人として、

君が自由に。

あるいは、

飽きるその日まで。


ああ、それと、ほら。


君とは違う選択をした人。


夢を選択した人。


穏やかな夢か、虚ろな悪夢か。


ま、どちらにせよ、肩の力は抜けたらしい。

一歩外に踏み出せば、

ここでの出来事も忘れ、

かつての日常に夢を見る。


それも、選択だ。


良いか、悪いか。


どちらにせよ、

あの人間の自由には違いないだろうよ。

我々からかける言葉はただ一つ。


良い夢を。



…さて、私たちも外へ出ようか。

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