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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • リド。
    137件の
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    ★★★ Excellent!!!

    何もなかった場所に、最初の線が引かれていく

    企画に参加させていただいているご縁で読ませていただきました。

    音楽を始める瞬間の、眩しさと怖さが丁寧に描かれている作品でした。

    真白がベースと出会う場面から、
    人前で初めて音を出す場面、
    三人で初めてスタジオに入る場面まで、
    「できるようになった」ではなく、
    「まだできないけれど、それでも鳴らしてみたい」という気持ちがまっすぐ残っています。

    この作品の良いところは、音楽をただ格好いいものとして描くだけではなく、
    下手な音、ずれるリズム、言葉にならない憧れまで、ちゃんと青春の一部として置いているところだと思います。

    矢田の前へ進む熱。
    大淀の柔らかいリズム。
    真白の、下から支えようとする音。

    三人はまだ完成していない。
    でも、未完成だからこそ、その一音がとても眩しく見える。

    ステージの光に憧れるだけではなく、
    自分たちの足元に、最初の線を引いていく物語。

    続きをゆっくり追いたくなる作品です。

    • 2026年5月19日 20:00