『大きい人』と『小さい人』の二つの種属の住む世界。
ここでは相生誓という古い定めがあった。
運命を共にする二人を結ぶ契り、相生誓。
しかし、『大きい人』であるクニナガは、その契りに疑問を持っていた。
誓いを本来の姿に戻したい、その言葉のもとに『小さい人』ヒコナはクニナガと契約を結びます。
そして、徐々に見えてくる二つの種属の間の対立。
その問題に対面しながら、二人は協力して謎を追います。
この相生誓の真実とは?
だんだんと信頼を積み重ねた二人が共に並び未来を創っていく物語。
甘い恋愛ではないですが、お互いを尊重し合う心を描いた作品です。
不思議な世界の契約婚、いかがでしょうか?
「小さな人」「大きな人」と呼ばれる二つの種族が存在する世界で、
種族を超えた契約婚を結んだ二人の物語です。
特徴的なのが種族の差が非常に大きいこと。
「小さな人」と呼ばれる主人公、ヒナコはなんと「大きな人」のクニナガの手のひらに乗るぐらいのサイズ差があります。
古からの契約と言われても、このサイズ差で結婚しろと言われればそりゃ戸惑うだろうと思いました。
反発しながらもある目的が重なり「大きな人」であるクニナガと契約婚をすることに決めるヒナコ。
目的のために協力するうちに徐々に距離が縮まっていく二人を見守るのがこの物語のメインですが、
二人が追っている謎もどんな真相なんだろう?と気になるものが用意されており、物語の牽引として強かったです。
契約婚ものだけではなく、謎解き要素のある話が好きな人にもおススメです。