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悪性の遺言

悪性の遺言

霚屋堂

おすすめレビュー

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★★★
★21
7人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 花野井あす
    409件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    青少年の叫びを伊藤計劃先生風の表現で圧縮したような物語

    ストーリーラインによると、こちら、伊藤計劃先生にリスペクトしている作品ということで。そうですね。とくに伊藤計劃先生の『虐殺器官』からの影響をとても強く感じます。

    自死するまえに遺言を誰かに託す。その遺言には感染するなにかがある。次には遺言を聞いた誰かが別の誰かに遺言を遺し、また次には……と死の連鎖が続く。虐殺器官を活性化させていた、ジョン・ポールの虐殺文法を彷彿させられます。

    ですが、ただのオマージュ作品ではありません。

    作者様の筆力によって、世の中に溶けきっていないティーンエイジャーならではの"飲み込めないもの"を、"文法"をキーにして、鬱々とした世界を描き出しています。まるで若者からの悲鳴を作品に閉じ込めたようです。

    お勧めです。

    • 2026年8月2日 08:22
  • ともひナ
    73件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    病のように連鎖する死を、連鎖する視点で見る

    • 2026年5月24日 15:20