特別な才能もない魔法使いに憧れる少女フィーネが、自分の力で遠くまで行けるものを作りたいという思いつきから、物語は動いていきます。
そして仲間のルーカスと共に自力で自転車を作りあげ、彼女は魔石の中に流れる不思議な力の存在に気づく。
丁寧な文章でつづられる静かな世界観において、魔石の力への追究が物語を牽引していき、不思議な現象を起こす魔石の謎が少しずつ明らかになっていきます。
魔法使い専門や機関、物語を引き立てる沈石粉、そして魔石の暴走、爆発と陰謀……。
謎があり追究していく展開は、一緒になって参加している心地になりました。
異世界や魔法の物語が好きな人なら、スーッと楽しく読み進めることができるでしょう。
まだ完読していない前半の段階ではありますが、先行きがとても気になる魅力的な物語です。