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  • 第15話 輪の内と外への応援コメント

    新教は『誰も傷つかない』代わりに『誰も成長しない』世界。
    旧教は『誰かが傷つくかもしれない』代わりに『努力により成長する可能性がある』世界。

    『救済』を目的としても、あり方が違うから、相容れるはずもないですね。

    そして新興宗教といえば、人を集めるための『デモンストレーション』も付き物ですね。それが『死者蘇生』ですか……。
    これはかなり……外法な行為を感じますな。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    仰るように、新教と旧教は完全に反対の思想です。旧教のシンボルをモチーフにしてはいますが、なぜこうも尖った形になってしまったのか。それは、若き日のファルクの体験が大きいのです。

    ファルクの巧みなところは、ガチな信者を少数手元に置いておき、なんとなく、という程度のシンパのみを大勢こさえているところです。濃淡あったとしても、数は力であると言うことを本質的に理解している。また、彼は学のある男ではないのですが、人の心理を察する力も強く、また異様・異端な行動や言動を見せつければ、弱っている人間や純粋に真面目に生きてきた人間にカリスマ性を感じさせることなど、容易いことだと分かっています。

    デモンストレーションもそのひとつで、ご指摘の通り『外法』なのですが、これが効果絶大。中には「あれ?……これヤバイ奴じゃね?」という聡い者もいるでしょうが、この世界、SNSも無ければ平民は学校にすら通っていないので……。


  • 編集済

    第14話 木輪の祈堂への応援コメント

    こちらは『旧教』というところでしょうかね。
    聞き心地良い言葉で本当は何もしない以上は結果などでないのに、結果がでたと思わせるいわばまやかしの『新教』に対して、結果は自らの努力によって生み出すもの……という本質を説いている。
    結果を出すために信仰している者にとっては、求めているものと違うのでしょうね。

    そこからの『北の魔人』の逸話が、どう見ても伊織のこととしか思えず、ちょっと笑ってしまいました。本人も認めてますし。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    ご指摘の通り、ルメル・サークは在来宗派です(まともな方)。ですが、ルメル・サークも偉そうな事を言っていますが、腐敗していたのですね。このことはいずれ、若き日のファルクが出てくる話で出て参ります。

    『北の魔人』、仰るとおりです。これは伊織の伝説です。クロムヘヴン近郊で色々やらかしており、中央王国フェンデリアの北方に『魔人』がいる、という噂が、古の頃より語られておりまして……w

  • 第13話 仲間の声が残る夜への応援コメント

    「輪の内と外の境界」
    偽りの絶対安全圏ですね。
    人生は必ずしも良い事ばかりではなく、悪い事も含めてその人を形成している。ルヴェリス先生の言う事は正しい。けれど難しいですね。その苦しみを思い出したく無いと思う人もいるわけで。
    (そして先生『整った』状態だしw)

    そう言う結構真面目な空気が、セリアの一言で破壊されてますw

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    仰るとおりですね。溺れる者は藁をも掴む、と言いますが、その藁を掴んだことを、どうして責めることができましょうか。だとしても、「良いことは良い、ダメなものはダメ」という一定の線引きは必要ですが、ルヴェリスは他の人と違って、結構堅物ですからねぇ……。

    セリアは貴族の子弟としての重圧から解放されて……解放されすぎてしまいました。自由になった途端、別の意味でも自由になっちまったようです。


  • 編集済

    「頑張ったのに、報われなかった人はいますか」
    「誰にも褒められなかった人は」

    は⋯⋯はいっ🙋‍♂️
    あぶない、私がこの教団に取り込まれそう⋯⋯w
    まあ、現代社会みんな抱えてることかもしれません。そして現世に比べれば生きるのが大変なこの世界でこんなことを言われたら⋯⋯抗うのは難しいかも⋯⋯。

    老人が語る今と過去の教団の違い。
    なんとなくこちらの世界のカルトの手法を使っている人間がいるような⋯⋯?

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    作中に出てくる『光輪の奇跡』は、現代のカルトや一部のラディカルな政治団体を参考にしております。彼奴らは、人の弱みにつけ込みオルグするのが得意です。こういう手法は確かに、この世界では特異な存在でありますし、異世界からの手が入っている……と思いますよね。

    しかし、今回は異世界人ではなく、この教団のトップによる独自の教義となっております。その人物がいかにこの教団を成したか、後半で出て参ります。

  • 第11話 銀の輪の演壇への応援コメント

    「言葉は軽いほど遠くに飛ぶ」
    なんとも深い言葉です。
    生きることに疲れている人にとって届く言葉は含蓄のある重いありがたい言葉では無いのですよね。
    やはり教義がかなり共通していて、あとはそれをどう物語上で受け止め消化しているのか、という違いになって来ましたので、甘栄堂さんの『語り』に注目させていただきます!

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    そうですねぇ。ゆっくりと貴作を読み進めておりまして、本当に偶然と言いますか、共通していますよね。

    どう受け止め消化しているか。……まって、ちょっと怖い。ちゃんと消化できているかしら? 不安になってきましたよ……w

  • 第10話 夜に現れた訪問者への応援コメント

    これは⋯⋯『教団』を調べている人間たちがいる、と気づかれ、
    視察と警告に来たような感じがしました。どこで見られているかわからないし、商業会以外の人の告げ口かもしれませんね。
    人を力でねじ伏せるのではなく、すこしずつ侵食していって心を捉えていくような⋯⋯だからこそカルトは怖い。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    少なくとも信奉者全員、リオたちの行動を逐一報告はするでしょうね……。そういう意味ではリオの行動は、計画性が甘いと言わざるを得ません。まぁ、20歳そこそこの若者にそこまではムリだとは思いますが、馬鹿正直に正面から当たったら、当然監視はついちゃいますよねぇ。

    とは言え、この世界でカルト的な宗教の走りとも言えるこの教団。この世界の民に、免疫はありませんから厄介ですよね。

  • 第9話 綻びを探す足取りへの応援コメント

    やはり信徒の数は多そうですね。街全体に影響を与えるほどに。
    本来ならば中立であるべき学術協会はあちら側⋯⋯。
    救いは利に聡い商業会はまだ教団を利用している段階に留まっているというところでしょうか。
    ただ、このまま勢力が拡大していくと、そうも言っていられないでしょうし、商人だからって信仰を持たないわけではないでしょうから、いずれは⋯⋯。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    クロムヘヴン常駐の商人は、商いにも関わることですし、ある意味仕方無いですよね。行商人は街から街へと旅をしており、クロムヘヴンに居る間は、下手に刺激しない・否定しない、という態度で過ごしております。

    で、この教義がダメなのかというと、まぁ、ダメなんでしょうけどもw 時代や国によっては、受け入れられてしまうのかもしれません。この世界は生きていくのに過酷ですし(実社会の我々と異なり)、どんな形であれ、救いにすがる人は多いのですよね……。

  • 第8話 銀の輪が通る街への応援コメント

    露天商が勧めてきたアミュレットは⋯⋯『教団の信徒』である証ですね。
    それを「持っていたほうが良い」という言葉は、『教団』がクロムヘヴンという街の一大勢力となっていて、影響力をかなり持っている⋯⋯ということを意味するのでしょうね。
    ほとんど乗っ取られているという状態に近そう。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    そうです。逆に信じていなくても持っていれば、スムーズに話がいくぜ、という露天商の商売魂だったりします! が、それほどのシンパが居るということになりますよねぇ……。


  • 編集済

    第7話 答えきれない問いへの応援コメント

    いや、ビックリです。何がって、教義というか思想というかが、
    そっくりなんですよ。私の作品に登場するそれと⋯⋯。

    なんとなく日頃感じる「聞こえの良いこと」には、共通するモノがあるのかもしれませんね。

    リオが遭遇した若者は、私が遭遇した事のあるカルト系の信者、マルチ会員、自己啓発セミナー会員にそっくりです。『自分たちの教えが正しい』と信じ『その正しさを多くの人に伝えねばならない』という使命感に突き動かされている感じが⋯⋯。
    マルチのみ自分にわずかなキックバックがあるので欲が絡んでるけど⋯⋯。

    「また会いましょう」と言いながら次に現れるのが翌朝という「相手の事を考えない」あたりも通じるところがありますね。

    最後、何も言い返せないリオに「だめなものはだめ」と伝えたルヴェリス先生が、リオから「南雲先生みたいだ」と言われて感情をあらわにした姿が、ちょっと可愛らしかったですw

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    そうですね、やはり現代社会でまことしやかに囁かれている事柄の裏に、私達が違和感を感じているもの。それを教義として扱った訳なんです。きっと、「こんな怪しい……」と深層心理で感じていたのが、そのまま小説に出てしまったかもしれません。

    そして、「だめなものはだめ」というのには元ネタがありまして、会津藩・什の掟というものに、「ならぬことは、ならぬものです」という一文がありまして、これに教育の全てが詰まっている、と感動したことがありまして……げへへ(なぜ?)。

  • 第6話 広場を満たす声への応援コメント

    リオはこの手の『カルト宗教』のことを良く知っていますね。
    『“だれでもここに居れば赦される”“努力はいらない”』
    人間の心の弱さを逆手にとって人を操る人心操作。カルトにマルチに、自己啓発。
    こっちの世界でもいろいろありますね。

    「声が揃えば、それだけで熱を帯びるもんだ~」伊織の言葉が真を突いていると感じました。どこの世界でも集団心理は一緒ですね。
    『えぇじゃないか』は映画でみました⋯⋯。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    アメリカはカルト天国ですしねぇ……。リオやクララにとっては、意外と身近な存在なのですが、この世界には今まで無かった存在ですから、ハマる奴が案外多かったようですw

    伊織も「ええじゃないか」は実際に見たことはないですが、このことは広く日本中に知られた現象だったようです。

  • 第5話 沈黙する魔法への応援コメント

    これはかなりのアドバンテージでは。少なくとも魔法はリオに対しては発動しないならば、警戒すべきは霊唱術師だけになりますね。
    そこから越境者の説明になりましたが、ルヴェリス先生は、伊織に頭を抱えてますね。
    現代人じゃないから並行世界などの概念はないでしょうし。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    そうなんです。この世界で魔法の影響を受けない(リオよりマナ量が多い術者が居れば、話は別)ということは、物理攻撃以外無効というチートがあるということになります。しかしその前に、リオは心が折れかけてしまいました。どんなに恵まれた才能があっても、それは強靱な心がないと支えられませんよね。

    ふはははは、悩め、悩めリオよ(頭おかしい)!


  • 編集済

    第4話 不発の詠唱への応援コメント

    リオも有名になったものですね。
    もっとも、この世界では馴染みのない『日本刀』を使い、伊織の教えを受けて一撃必殺……。なんて戦い方をしていたら確かに目立ちますね。
    勝負を挑んできた騎士は魔法剣士系だったようですが、なぜ魔法が使えなかったのか……このあとの先生の解説を待ちます。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    仰るとおり、伊織ほどではないにしろ、リオもこの世界では異様な出で立ちですから、目立ってしまいますね。しかし何より、リオは実直・真面目な性分で、誠実に仕事をこなすことが評価に繋がっています。

    この世界、意外といい加減で荒々しいものですから……(ディストピアというほどではない)w

  • リオは腕は立つようになったのでしょうが、空気の読まなさというか失言癖は相変わらずなんですね⋯⋯w今回は伊織のゲンコツは落ちませんでしたがw
    伊織ももうここが死後の世界とは思わなくなったのですね。しかしそれならなぜ150年間も30代の姿のまま生きているのか⋯⋯という疑問が残りますね。
    中村半次郎⋯⋯はリオの先祖でしたっけ?伊織とリオはお互い深い縁があることを知らないんですよね。この辺りはこれからなのかな。
    個人的には伊織に奥さんに合わせて上げて欲しいところですが⋯⋯。

    そして明かされるこの三人が異世界人であるということ。
    これでセリアも腹落ちしたでしょうか。

    作者からの返信

    続けてお読みいただき感謝申し上げます。

    リオは、思ったことをハッキリと言う、アメリカ人の若者としてのステレオタイプな感じですね。思いやるとか空気を読むと言うことを一切してこなかったといいますか……。

    伊織がなぜ歳を取らないのかは、すみません。今後の話の展開に関わることでして、ここでは明かせません。どうかご容赦いただきますよう。第三巻(執筆中)で明かされます。伊織も本当は別世界に来ていることは分かってはいるのですね。しかし、死後の世界(来世)なら、愛した妻に会えるかもしれない、という期待があるので、そう思い込むことにしていたようです。

    中村半次郎は後年、桐野利秋と名を変えましたが薩摩の英雄で、リオとは血縁が御座いません。この辺り、明かされるのはもうちょっと先になりそうです。

  • 第2話 教団を追う五人への応援コメント

    リオの仕事にクララも付いてくる⋯⋯と思ったらセリアも。
    セリアは実家から縁を切られているのですね(あそこまでだと仕方ないか⋯⋯)。
    クララの近くにいる、仲良くなったのは良いのですが依存にも感じられるのが気になりますね。
    伊織もリオとクララの近くにいるのが自然になっている⋯⋯彼も付いてくるのは心強いですが、そこにルヴェリス先生も?霊唱術師を魔導師扱いしてよいのかわかりませんが、侍侍魔魔魔⋯⋯と魔法強めなパーティになりましたね。

    追伸:ストーリーはもちろん全く違うのですが、偶然にも「信仰」「救済」というコンセプトが私の作品の第五部と共通してました。純ファンタジーの『フェンデリアの空の下で』ではどう料理されていくのか、楽しみにさせていただきますね。

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    セリアは両親をフルボッコにしましたので(本意では無いにしても)、体面を重んじる貴族の家庭からは放り出されてしまいました。そして、ご推察の通り、クララへの依存。現代実社会なら、何らかの病名が付くと思いますw

    パーティですが、魔物や魔獣と戦うパーティではなく、単純に「おもしろそーだからついてこー、ひまだしー」的なパーティでございます。

    そして貴作の第五部、本当に面白そうです。オラワクワクすっぞ!

  • おおー! ついにミスリル級になりましたか!
    伊織に相当しごかれて、そして強さに見合った依頼をこなしてきたようですね。
    今や名のしれた従事者に!
    そして昇給と同時になにやら不穏な依頼を頼まれましたね。
    新興(?)宗教の調査ですか⋯⋯きな臭いですねぇ⋯⋯。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    前作と異なる雰囲気の今作へ、ようこそお越し下さいました。ちょっと人気の無い作品で(爽快感が無いためと自己分析)……お目汚しとは思いますが、耐えられるところまでで結構でございますれば。

    伊織のしごきと、何よりもリオの実直さが、契約従事者連盟からの評価に繋がりました。

  • 第2話 教団を追う五人への応援コメント

    パーティーに教師が入るのがいいですね!軽薄さと保護者としての矜持がとてもいいです!

    作者からの返信

    続けてお読み頂き、感謝申し上げます。

    やはり生徒2人が行くとなれば、引率の先生が欲しいですもんね! 普段、ルヴェリス先生はこんなノリではないのですが、やはり旅となると心躍るのは、実世界も異世界も同じようです。

  • 四季折々の美しい街の営みとリオがくぐり抜けてきた地獄の対比が、生きる世界の過酷さと彼の守ろうとしているものを伝えてきますね。
    リオの成長と葛藤が解像度高く紡がれていて引き込まれました!

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます!

    この作品は、人の心の内面に焦点を当てた物語で、時に残酷な描写もございます。もしかすると非常に読みづらいかもしれません。その点、どうかご容赦くださいますよう……orz(ドゲザッ)