ハイカラな大正浪漫の世界観と、どこか不穏な空気感のバランスが良い。派手さはないのに、気づいたら読み進めてしまうタイプの作品。キャラクターは派手さが広がりそうな気配がしているコントラストも効いてきそうです。「気配」を楽しむ作風なので、この雰囲気が好きなら間違いなく刺さるはず。今後に期待しています。
これはどこか温かさと切なさを同時に秘めたような世界の物語。幻想的な怪異と主人公のリアリズムが合わさって小説界に新たな華を咲かせてくれる、そんな素敵なお話だと思いました。続きを楽しみにしています。