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宇宙の只中、虚無の奥底。
宛てなくゆくものがある。
脱出ポッド、中には二人。
男が一人と、女が一人と。
ただ定員には遠く及ばず。
距離を心し、時間を測り、
生の望みを弾き出しつつ。
稼いだ距離、懸けた希望。
鬼と出るか、蛇と出るか。
■我らを傷つければ、
虚空に残る、事実を知る。
◇
拝読しました。中村尚裕です。
非常事態ながら生々しい生活感、まさしくスペース・オペラという佇まいですね。
減速専用のスラスタ、マイクロ・デブリ対策済の船外活動服などなど、いずれもリアルな宇宙事情を引き写していて思わずニヤリ。
そんな中での人間心理、果ては宇宙らしい機転を利かせてのタイトル回収、お見事です。
これからも頑張って下さい!
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( Д ) ゜ ゜