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遺跡の謎は全部解くのに、護衛の好意だけ気づかない調査官

遺跡の謎は全部解くのに、護衛の好意だけ気づかない調査官

蒼月よる

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 一 十一
    340件の
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    ★★★ Excellent!!!

    研ぎ澄まされた知性と、無自覚な心の死角。

    「旧文明の回路」というSF的なガジェットを、石の匂いやインクの香りを伴う質感とともに描き出した、非常に没入感の高い物語でした。
    大柄な体をかがめ、影が落ちない絶妙な角度で、二つの灯りを掲げ続けるトーマ。三時間もの間、一言も文句を言わずに彼女の「視界」を支える彼の沈黙は、雄弁な好意に満ちています。メイラが気づいていない彼の視線の温度が、読者にははっきりと伝わる構成が絶妙です。

    • 2026年3月1日 07:25