それは心の揺らぎであり、そこに波音が重なってきます。時は止まることはなく、そうして刻限という余白が削られていくのです。人は迷い、そしてその中でいくつかの大事な決断をしながら大人になっていくものでしょう。 主人公にとってとても大きな意味を持った夏の思い出。夏が終わったとしても日常は続いていきます。人の想いや、そのままで在りたいという願いもいつか終わり、それでも時間は波音のように歩みを止めません。 その残酷さと美しさに鳥肌が立ちました。