第5話 日本、資源は“戦争以外”で取れた説
「日本って、資源戦争するしかなかったのか」
妄想リッチに考察してみた。
1. 江戸の恩義と近代の互恵
1930年当時の日本外交において、「出島以来の絆」を強調するプロパガンダはオランダ世論を動かす力を持っています。米英の排他的なブロック経済に苦しむオランダに対し、日本は「かつての恩義を経済的互恵で返す」という大義名分を掲げ、心理的障壁を低くします。
2. 通貨「満州レンテン円」の信頼構築
• 担保資産: 土地、鉄道に加え、油田開発のノウハウがあるオランダがいることで、大慶油田が早期発見されたかも。つまり、資源と通貨を一体化した“資源本位通貨”みたいなもの。
• オランダの役割: ギルダーとのスワップにより、新通貨に「欧州の伝統的な信用」を付与。
• 日本の役割: 蘭印(インドネシア)の産品に対し、ドル・ポンドに依存しない安定した巨大市場を提供。
3. 「第三の極」としての台頭と歴史の分岐
この同盟により、日本は米英による石油制裁(ABCD包囲網)を事実上無効化します。
• 日蘭協調の安定: 史実のような蘭印への武力侵攻(南進)の動機が消滅し、経済的な共存共栄が図られます。
• 多極化世界の形成: 「ポンド・ドル」対「日蘭満資源通貨」という構図が生まれ、1941年の対米開戦を回避、あるいは日本の交渉力を劇的に高める結果となります。
結論
江戸時代から続く「日蘭の相性」を、20世紀の「資源と金融」の課題に接続することで、このifシナリオ、普通に考えて、戦争より楽だった気がします。
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