大学生の世那は、図書館でインターンをしたくて、県内すべての図書館に応募しましたが、ことごとく断られて落ち込んでいました。
最後に応募した図書館で分館の存在を教えられて行ってみると、色々とおかしな点が。
図書館のホームページにも記載がなく、開館時間は夜の九時から朝七時まで。
おまけに併殺されたカフェでは、文学作品の名前の料理や飲み物を注文すれば、イケボの男性が朗読をしてくれるのです!
設定だけでも興味が湧きますが、私が面白いと思ったのはリアルなお仕事体験でした。
本好きなら一度は図書館で働いてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
だけど、現実には図書館司書の資格を取るのは大変だし、そもそも倍率が高すぎる。
この作品を読みながら、まるで世那と共に図書館でインターンを受けているようなワクワクした気持ちになれました。
イケボ(妄想)で文学を堪能しつつ、図書館のお仕事を仮想体験してみませんか?
大学生の香坂世那はインターンで図書館司書を体験することになります。
彼女が訪れたのは『渡丘図書館分館』
そこは一階にカフェが併設されていて、図書館ならではの工夫がされていました。
メニュー表にあるのは料理や飲み物の名前ではなく、文学作品の名前。
それを注文すると、作中の食事を再現した料理が出てきて、作品の朗読までしてくれるという優雅な体験をさせてくれるのです。
世那はそんな図書館でのお仕事を体験し、職員たちと交流していくことに。
図書館や司書に関する知識もしっかりと描かれているので、図書館でのお仕事についても世那と一緒に学ぶことができます。
好奇心が刺激されるお仕事体験ものの現代ドラマ。図書館好き必見です!!
図書館司書を目指す大学生の香坂世那。『渡丘図書館分館』という午後九時から午前七時まで開館しているという少し変わった図書館で、一週間インターンで働くことになりました。
その図書館の一階にはカフェが併設されていましたが、実に不思議なカフェです。メニューにあるのはなんと作者名と作品名。提供されるのはその作品に登場する料理。その料理を食べながら注文した作品の朗読を聞くことで、まさに全身で物語への没入感を味わえるという、文学好きには堪えられないカフェなのです。
図書館の仕事と、職員やカフェの常連と交流を重ねるうちに、世那はこれまで興味のなかった物語にも惹かれるようになります。
文学作品へのダイブ体験ももちろん見どころですが、世那が少しずつ成長する様子もまた微笑ましく、この物語の魅力だと思います。
純文学に興味のない方でも、このお話を読めば必ず好きになります!