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  • 【吊るされた男】への応援コメント

    深泥丘怪奇談を思い出した

    作者からの返信

    佐鳥 解様、コメントありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。

    綾辻先生の著作を思い浮かべてくださるとは恐縮です。かの大作には及ぶべくもありませんが、似通った雰囲気を描けていればこれほど嬉しいことはありません。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    主人公は、本質的に人間性が希薄ながらも、同時に自身の本質を「悪魔」と厭い、まさに皮一枚で人間にしがみついているのかも知れない、と感じました。世界に現実性が感じられないのは、そのせいかも知れませんね。
    「いずれ、終わりを迎える」のは、社会的な制裁を受ける日でしょうか。それとも悪魔が自身を内側から突き破り、醜悪な笑みを浮かべるときでしょうか。
    最後の一文にぞくりとしました。

    作者からの返信

    武江成緒様、素敵なレビューコメントをありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。

    どこか足元が覚束なく、現実と感覚が乖離しているために凶行に及ぶことに対しての抵抗感がありませんでした。さらに俯瞰して、自分の人間性の終わりを予感していたのかもしれません。
    最後に恐怖の余韻をもたらせたのなら幸いです。


  • 編集済

    【塔】への応援コメント

    相変わらず文章力がぱないです…!

    ぐろいと言えばぐろいのでしょうが、なんというか、生命の美しさを感じるような文体で、不快感のようなものはまったく感じませんでした。

    ただ、ホラーのような雰囲気はしっかりあり、怖い!文体も含めてリアルな感じなので、凄惨な光景がえげつないです…!流石!

    作者からの返信

    餡団子様、身に余る評価を賜り恐縮です。

    実際に似た光景があり、それを目にして描写を膨らませたお話となります。もちろん、実際の景色より誇張した部分はあるのですが、頭の中で遠近感がどんどんおかしくなってくるのですね。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    主人公に悪魔が取り憑いた…のかもしれませんし、全ては幻覚かもしれない…現実と妄想の境界が曖昧な、とても不思議かつ不穏な世界観を堪能させていただきました☺️
    硫黄の匂いがしたという点から、主人公が見た何かは「悪魔」なのかなと思いますが(映画『コンスタンティン』のにわか知識です😅)、その匂いも主人公の気のせいということもあり得そうです……
    そして最後に現れたネッコちゃん……美味しくいただかれてしまったのでしょうか🥩

    作者からの返信

    読了してくだり、まことにありがとうございます。

    悪魔が実在するかはともかく、語り手の本性を強く反映した姿となります。希薄な人格の正体は、邪悪そのものだったということでしょう。
    結末の先は、読者様のご想像に委ねております。

    楽しんでくださったなら幸いです。

  • 【恋人】への応援コメント

    まさか主人公くん……キミ、やっちゃってるね!?

    作者からの返信

    続けてコメントをくださり感謝します。

    ここまで匂わせたら冤罪は厳しいですね。少なくとも無関心ではいられません。

  • 【愚者】への応援コメント

    この文章力…流石でございます。惚れ惚れする筆力!
    文章だけでこれほどの不穏さ、不気味さを描写できる二ノ前さん。いつもすごいなと思っております…!

    作者からの返信

    ジロギン2様、興味をそそられるレビューコメントを賜り感謝いたします。

    評価してくださり光栄です。登場人物の掛け合いなどには自信がないため、地の文を煮詰めるのに力を注いでおります。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    夢のように感じました👀
    現実感が無いけど、
    生々しく感じるというか。
    このお話。
    映像が思い浮かんだのが、
    発想の始まりでしょうか?
    そんな気がしました。
    今回のお作品も、とても、おもしろかったです🤗✨

    作者からの返信

    またコメントを賜り嬉しく思います。

    夢と現実の境で見た光景と言えるかもしれません。自覚がないまま精神状態が壊れた時に見る悪夢は、非常に生々しいものです。
    実際に階段の途中にある鉄塔を見て連想していった物語となりますね。

    評価してくださり、まことにありがとうございます。

  • 【恋人】への応援コメント

    塔の主。
    穴を掘り、死体を見つけたら、一心不乱に泥を掻き分ける現実に近い白昼夢。
    行方不明の女性に対しての焦り、苛立ち。
    すべてが暗喩しているようであり、ただのバグのようでもあり。
    とても、不思議な世界観ですね👀

    作者からの返信

    宮本 賢治様、ユーモアが溢れるレビューコメントに大変感謝いたします。返信が遅れてごめんなさい。

    本人の意識と記憶が混濁しているのでしょう。忘却に追いやろうとした出来事が、悪夢となって現われている形です。
    ある意味ではバグと言えるかもしれませんね。

  • 【愚者】への応援コメント

    逆さまに落ちてしまいそうな夜空だった。
    闇にも輪郭があり、支柱にも似た影が夜の底を支えている。

    とても好きです🤗✨

    そのものはあまり知らないけど、ジョジョの第三部は、スタンドをタロットカードになぞらえていました。
    昼夜逆転の生活。
    白昼夢。
    夢と現実の境界。
    2話目は、全篇、激しい息づかいを感じました。

    作者からの返信

    続けてお読みくださり感謝いたします。

    抽象的な文言ながら、気に入っていただけたなら何よりです。
    書いた当初からタロットカードを意識していたか覚えていませんが、不思議と合致する点がありましたので引用しました。
    ジョジョは自分も好きです。純粋な剣技で戦うシルバーチャリオッツがお気に入りですね。

  • 【塔】への応援コメント

    饒舌口調の主人公と言っても、過言じゃないほど、主人公視点の地の文が続くとこが好きです👀
    ほぼ、セリフなんてないとこが、潔いです。
    わたしなんて、ココまでセリフがないと、登場人物たちに、
    しゃべれよ😓
    と言ってしまいそうです💦
    語ってるのに、淡々としてるから、ほぼサイレント。
    スゴいです🤗✨🤫✨

    作者からの返信

    宮本 賢治様、コメントに感謝いたします。

    ほぼ一人だけの世界で完結していますから。結局、周りのことはほとんど目に入っていないのですね。
    これは自分の長所なのか短所なのか、セリフを入れるより地の文で話を進める方が楽だったりします。その分、読みづらい点も多々あるかと思います。


  • 編集済

    【吊るされた男】への応援コメント

    コメント、長文、失礼いたします。
    私は主人公の彼は、俯瞰して見たときの自分の異常性を認識し、一方でその暴走に怯え、コントロールしようと努めてもいる。極めて悩ましいサイコパスなのではないか、と想像しながら読みました。
    「すべてがどこか他人事に感じ」る自分。「日常から逸脱するおそれ」を知っているから、ルーティンを守る。でも生まれつきの、さがには、決して逆らえない。
    俯瞰する鉄塔。自分の顔をした悪魔。怯えた次の瞬間、「腹が減ったな」と平気で言ってしまう。
    緊張感漂う描写の中で、ひときわ際立つ、魅力的な主人公。そう読み、堪能させていただきました。タロットカードは奥深いのですね。勉強します!。

    作者からの返信

    ナカメグミ様、ご感想ありがとうございます。

    確かに本当の自分から距離を置いていたのかもしれませんね。だから地に足が着いていなかった。
    犯した罪からは逃れられず、自らの顔をした悪魔を見ることで本性を突きつけられてしまった。
    タロットカードはまだ種類があるので、対応した物語を書けれぱ良いなと思います。蛇足になりかねないのが怖いですが。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    いつもにもまして凄い迫力の作品で感動しました。いつもながら、卓越した表現力に感服です。自分にそっくりの悪夢の顔が『動物の血らしい雫が顎を滴って』いた事。最後の『腹が減ったな、と思った』ゾワッとしました。

    作者からの返信

    高井希様、ご感想をくださり感謝いたします。

    何とはなしに凶行を犯す人間として、獣じみた本性を表現しました。悪魔が実在したかはともかく、彼自身を忠実に表した姿なのでしょう。
    最後の一文に、ホラーとしての余韻を残せたのは嬉しく思います。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

     彼の身に何が起こったのか、詳らかにならないところがまた怖いですね。
     硫黄の匂いと言うと、ガチの悪魔が連想されますが、果たして……。

    作者からの返信

    ギルマン様、ご感想をありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。

    異常をきたした精神が見せた幻覚か、この世ならざるものか。その境界は曖昧にしております。
    少なくとも自分の顔をした悪魔と遭遇したことで、彼は変質しました。あるいは、一般人だと思っていた自分の本質に気づいたか。
    読了してくださり、まことに感謝いたします。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。
    ますます二ノ前ワールドが濃密化し、気配が具象化しようとしているかのようです。間もなく、誌面(画面?)を破って異形のものが現れてきそうな、冷ややかに迫りくる重みを感じました。
    「行方不明になった娘の目撃情報を求める張り紙が夥しいほどに張られていた」のところでは、つげ義春の雑然として痛いほどの視線を感じる世界との共通点を感じ、楽しくなりました。
    終わってしまうのが残念です。とりあえずの完結、おめでとうございます。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想に感謝いたします。

    評価してくださり光栄です。この短編は発表の機会を逸して、しばらく眠っていたお話となります。
    タロットカードに当てはめて物語を展開してきましたが、また別のアルカナに対応するお話ができたなら再開するかもしれません。
    ひとまず彼の物語は幕引きとなります。ここまで読了してくださり、本当にありがとうございます。

    編集済
  • 【吊るされた男】への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     静かなゆがみ、とでも表現したらいいのでしょうか。何処かおかしいと感じながら、正常との境目の曖昧さにぞわぞわしながら拝読してました。
     「腹が減ったな、と思った」の余韻にやられちゃいました……脳内に焼き付くようなお話、とても面白かったです……!
     

    作者からの返信

    遠部右喬様、こんばんは。ご感想をありがとうございます。

    日常を淡々と生きながら、自分の異常性を自覚するお話となります。生きたまま心は奈落の底へ落ちてしまったのですね。
    最後の一文はやはり鮮烈であるべきだと思うので、強く印象に残ったのなら嬉しいです。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

     悪夢の中からずっと抜け出せないでいるような、どうしようもない不安感に満ちた感じで面白かったです。

     出てくるイメージの一つ一つが不気味で、狂気に蝕まれていきそうな感じを強く味わえました。

    作者からの返信

    黒澤 主計様、ここまで読んでくださり感謝いたします。

    人間として大切な何かが欠如した人物が見た悪夢となります。自分で薄々感じていながら、はっきりと自覚しないままこれまで生きてきました。
    この後は、どういう風に生きるのか。少なくとも良い結果にはならないと思います。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    えっ…完結?!
    巧い感じで纏まりましたが…でも、タロットカードは
    もっと沢山ありますよ?
    ニノマエ様の描く世界は常に変化しつつも
    独特な美のある不穏な世界を展開して行きますね。
    応援しています!!

    作者からの返信

    小野塚様、ご感想に感謝いたします。

    全てのアルカナに当てはめて物語を展開するには、自分の想像力が足りませんでした。雰囲気を壊さず先のお話を思いついたなら、もしかすると再開するかもしれません。
    ひとまず彼の物語はこれで一区切りとなります。あるいは、別の語り手に引き継いでも良いかもしれませんね。
    ここまで読了してくださり、まことにありがとうございます。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    不穏な幻想と現実が交差するなかで、この人が何をしたのかが明るみになりましたね(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)

    やってしまったことに対して「ただそれだけなのだ」と言ってしまうところが彼の怖いところです。

    あの猫は生きていたので、ほっとしたのですが、最後の「腹が減ったな」かな妙な不気味さがあって、猫のその後に不安な気持ちを持ったまま幕が降りました。

    面白く(と怖い話に言っていいのか)拝読しました✨️

    作者からの返信

    櫻庭ぬる様、読了してくださり感謝いたします。

    彼は社会性と倫理観が欠如した人物であり、そのことを自覚していませんでした。
    一連の幻覚めいた現象に触れて、ようやく自分の特性を理解しました。
    ここまでお目を通してくださり、まことにありがとうございます。

  • 【吊るされた男】への応援コメント

    さすが、二ノ前先生の小説です。

    まるで、重度の統合失調症患者の見るような幻覚、聞くような幻聴、そして、不気味な触感を、この小説で、描き切っています。

    これからの展開が読めませんが、私が尊敬する「江戸川乱歩」先生や、「夢野久作」先生よりも、文章力や筆力が上かもです。

    レビューもしたいのですが、まだ、この物語の全貌が見えず、全貌が見えた段階で、レビューもしたいです。

    しっかし、スッゴイ、作家さんが、この「カクヨム」においでる事だけは、事実ですね。
    これ以上の、褒め言葉を、この私には、持っていません。

    作者からの返信

    立花 優様、身に余る評価に恐縮です。

    挙げられた大作家様方には及ぶべくもありません。この「吊るされた男」で物語は幕引きとなってしまいますから。
    さらに先を描ければ良かったのですが、ここまでが自分の想像力の限界のようです。
    それでも筆力を誉めてくださって嬉しいです。今後も精進したいと思います。

  • 【恋人】への応援コメント

    「恋人」。生きて会うことはないでしょうね。
    私は主人公に会ってみたいです。
    最後の鏡に映った面が、見てみたい。
    厭らしく口の形を歪めた、浅ましい獣の顔。
    愛想笑いなどという、世間体などをかなぐり捨てた「素」の顔。
    それが彼なら、それはそれで仕方ない、かと(犯罪を肯定するものではありませんが)。終始、緊張感の漂う物語、楽しませていただきました。感謝です!。
    (的外れなレビュー(涙)、削除していただいても全然大丈夫です!)

  • 【恋人】への応援コメント

    「生きて娘と会うことはない」と、言い切ってしまうという事は、つまり……。
     埋めちゃった?

    作者からの返信

    ギルマン様、ご感想ありがとうございます。コメント返信が遅れてしまいました。

    彼は普段の思考と深層心理が乖離している部分があります。現実味に欠けているために、自分の本心すら把握できていません。
    この主人公の性質は、少なくとも周囲に良い影響は与えないでしょう。

  • 【塔】への応援コメント

    これは恐ろしい…昔、田舎で妙に大きな鳥が飛んでるのを見たのを思い出しました。遠くに見えたのですが、その割には大きく感じられて…何の種類の生き物なのかわからないからこそ、大きく感じられるのでしょうね。しかし、おそらくですが本作の主人公が見た鳥らしきものは、本当に大きな「何か」なのでしょう…一体何なのか…

    作者からの返信

    ジロギン2様、ご感想ありがとうございます。

    猛禽類を妖怪と見間違えた説もありますから、得体の知れない何かに見えることは多々あるでしょうね。
    彼が見たのは錯覚か、それとも未知の生物でしょうか。

  • 【恋人】への応援コメント

    『恋人』までもがこんなに不穏な話になるとは…ッ!
    (…スマホを変えたんですが、使い慣れてなくて)

    作者からの返信

    小野塚様、コメント頂けるだけで嬉しいです。

    このお話に甘い要素は皆無なので、隠喩に近い表現かもしれません。
    逆さになれば意味が変わってきますから。

  • 【恋人】への応援コメント

    「恋人」というタイトルと、「生きて会うことはないというのに」という言葉……。
    気になりますね(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)

    作者からの返信

    続けてコメントに感謝いたします。

    タロットカードのアルカナになぞらえていますが、そのままの意味というより、皮肉に近いニュアンスかもしれません。
    時として、タロットカードは逆位置になるものですからね。

  • 【愚者】への応援コメント

    え…危なッ…見逃すトコでした!∑(゚Д゚)
    これもしかして、タロットですかね?
    (…思いっきりレビューしちゃったw)
    一話毎にレビューしたい気持ち……。

    作者からの返信

    小野塚様、二話目も読んでくださり感謝いたします。

    にわか知識ながら、タロットカードになぞらえたお話となります。そのために抽象的な文言も多いかもしれません。
    美麗なレビューを頂きまして、もう十分過ぎるほど嬉しいです。本当にありがとうございます。

  • 【塔】への応援コメント

    拝読しました。

    文を追うと頭の中で鮮明にその情景が映し出されます。
    ふっと現れる異形も、この世界においては違和感がなく、ほんの少しのズレとして溶け込んでいるように感じました。
    なんの抵抗感もなくその世界に引きずり込むニノ前様の文章にはいつも憧れます。
    読ませていただきありがとうございます。

    作者からの返信

    澤村 遼様、ご感想をありがとうございます。

    いつか見た日常の光景から想像を膨らませることが多いので、ことさらに奇妙な出来事が寄り添って感じられるかもしれません。
    描写を評価してくださり感謝いたします。こちらこそお目を通してくださって嬉しいです。

  • 【塔】への応援コメント

    コメント失礼します。情景が目に浮かぶような細密な描写に感嘆のため息が出るようです…!
    淡々と描写される光景の中に混じるノイズのような恐怖が鋭利に輝いていて、恐ろしいのに美しいと感じてしまいます。
    読ませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

    お肉にはワサビ様、コメントに感謝いたします。

    描写をお褒めくださり恐縮です。台詞がほぼない分、地の文で物語を進めることになります。
    くどくならない程度に雰囲気を醸し出せていたなら嬉しいです。
    こちらこそお目を通してくださりありがとうございます。


  • 編集済

    【塔】への応援コメント

    ゾッとしました。

    ごくあっさりとした描写だったので余計に。

    語り手の視点が独特です!

    作者からの返信

    佐松奈琴様、ご感想に感謝いたします。

    拙作の語り手に多いのですが、心情よりも先に目にした出来事を淡々と描写することが多いです。
    今回は特に心の機微に乏しい主人公と言えるかもしれません。彼を取り巻く不穏な出来事がどう帰結するのか、見届けてくだされば幸いです。

  • 【塔】への応援コメント

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。
    不快感を催すかもしれないとのことでしたが、世界から一歩を身を引きいた主人公の半透明なフィルターごしに世界を見ていたからでしょうか、私にはとりたてて不快感も嫌な読み心地も感じられませんでした。
    ここから何かが始まっていくのか、それともすでに渦中なのか、あるいは大きな事件がひとつ終わったあとなのか。いずれにせよ、主人公の現実感の薄さは揺らぐことなく、この世界は薄暗いまま力強く続いていくのだろうなと感じられました。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。コメントをありがとうございます。

    自分自身がホラーに浸っているために、読者様が感じる恐怖や不快感の乖離を実感するときがあります。特に動物に対する残酷な描写を嫌う方も多いので、冒頭の文言を入れました。

    主人公は無関心が過ぎて、危うい面が見え隠れしますね。そのことがどういう結果をもたらすのか、見届けてくだされば幸いです。

  • 【塔】への応援コメント

    明言されず、明確にならない恐怖というものが好きなので、いろいろと想像力を刺激されて、怖さを満喫させていただきました。
    なんだか、「鉄塔」という言葉自体が、既にある種の怖さを孕んでいる感じがします。

    作者からの返信

    江賀根様、ご感想に感謝いたします。返信が遅れて申し訳ありません。

    遠くに赴いたときに見た光景に基づいております。階段からすぐそばに送電塔があり、夜になるとどこか異質な雰囲気が醸し出しており、このお話が生まれました。

  • 【塔】への応援コメント

    不穏な影と鉄塔の上の何か。
    それはきっとそのうち地上にまで羽を伸ばすのかも
    知れませんね。

    作者からの返信

    小野塚様、美しいレビューコメントを賜り感謝申し上げます。返信が遅れましたことをお詫びします。

    あるいは、すでに暗躍しているのかもしれません。少なくとも語り手の周囲で不吉な出来事が取り巻いております。
    このお話も何年かパソコンの中で眠っていたものです。軽く手直しして投稿する予定が、拙さが目立って全文推敲することになるという……。

  • 【塔】への応援コメント

    拝読しました。

    人間に近しい小動物が次々に姿を消すというのが、不気味な怪物が暗躍する前兆のように思えました。

    また、ラストの「電線が大きく撓んでいるだけだった」というのも、何もいないはずなのにかえって胸のざわめきを覚えます。とても不吉に感じました。

    遠くからしか目撃していないからこそ、いろいろと異形の姿を想像してしまいました。続きが大変気になります。

    作者からの返信

    仁木一青様、お目を通してくださり感謝いたします。

    未だに語り手しか目撃しておらず、その痕跡を仄めかすだけですからね。
    ホラーの原点に立ち返って、純粋に薄気味の悪いお話を目指しました。

  • 【塔】への応援コメント

    近所にワシミミズクがしばらく留まっていたのですが、尋常じゃなく大きいですよ。木に留まってると、抱えるくらいの大きいクマのぬいぐるみが枝に乗ってるみたいでした。
    さすがに猫は捕まえませんでしたが、大きいネズミがときどき道に落ちてました。
    自分の家の庭に来たら嫌だな〜、と思っていました。

    作者からの返信

    イカワ ミヒロ様、コメントありがとうございます。

    さすがに野生の猛禽類は見たことないですね……しかも最大級の大きさらしいですから相当な迫力だったでしょう。
    こういった大きな鳥を天狗だと考えたという説もあるそうですから、野鳥と認識しなくてもおかしくはありませんね。

    編集済
  • 【塔】への応援コメント

    情緒があり、言葉の運びが本当に美しいホラーですね!情景が浮かび、静かに怖くなる魅力的な一話です

    作者からの返信

    アタヲカオ様、評価してくださり感謝いたします。

    ほとんど登場人物が喋らないため、描写に力を注ぐことになってしまいす。そのせいで残虐な場面があることを初めて冒頭で注意書きしました。
    久しぶりに薄気味悪さを滲ませたホラーとなります。

    編集済
  • 【塔】への応援コメント

    鉄塔の先に居たもの、電線に居たかもしれないもの……
    一体何なのでしょうか。
    凄惨な状態の猫さんに関係があるのか……。
    怖いですね(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)

    作者からの返信

    櫻庭ぬる様、コメントに感謝いたします。

    正体不明は後々判明……するかどうかは不透明ですが、良くないものなのは確かです。
    語り手だけに存在を仄めかしては影響を与えます。

  • 【塔】への応援コメント

     すごく不穏な空気が町に立ち込めている感じで、「ホラーな空間に迷い込んでいる」感が伝わってきますね。

     いわゆる予兆みたいなものを鼻先に突き付けられているような。そんな雰囲気いっぱいですごくいいです。

    作者からの返信

    黒澤 主計様、ご感想ありがとうございます。

    遠方に出かけた時にこういった風景があり、とても印象に残りました。その記憶から想像を膨らませて書いたお話となります。
    久しぶりに不気味さを押し出したホラーを書く気がしますね。