マッサージというほどに揉みほぐされる感触とは違う、にゅるん、と柔らかく滑らかで、かつ適度な摩擦係数を持ったことばたちが駆け回る。いたずら妖精あるいは小鬼のように、世界をからかうように、世界と戯れるように、わっと押し寄せ、どどっと通り過ぎていく。「え、それで何が」ことばの波が引いた渚で、たぶん振り返る。「何だったんだ、あれは」……そんな感触でした。つまみ食いのつもりがすっかり満腹に。
内容はタイトルの通りです。外来語ってこういうふうに言い換えるのかと勉強になったり意外性があったりとてもユーモラスで興味深いです。テンポもいいので一気に最後まで読めますよ。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(333文字)