うーん、どこにでもいるような思春期少女の心の綾。だからこそ、我が身を思い出して心に直撃します。まったく特別なことはない、だからこそ秀逸な作品です。
「此方の母さんに恋愛感情無しの赤い薔薇を捧げたい。」そしてチミ、そこの娘。本当に反省と感謝をして居るのであれば、その旨を記した新たな母娘、微笑ましい短編を、母さんの為に描きなさい。
鋭い反抗期の言葉を「幸せ」と返す母の器に涙。綺麗事でない親子の対話が胸に刺さります。苛立ちが溶け、最後に娘が抱く真っ直ぐな願いに救われました。短いながらも愛の本質が詰まった、心温まる一作です。