戦記を書けるやつは割と居る。だが、戦争を書けるやつはそうそういない
自分がたびたび戦記物を書いてるからだろう。この作品を見て思うのは、ロマンあふれる戦記ものと、生きることに泥臭い戦争ものは根底から違うということだ。
この作品には夢あふれるヒーローも、
心を溶かすような願いも、
一発逆転の魔法も、
もちろんチートも存在しない
あるのはただ、体に染みついた戦闘技術と、使い古しの旧式な小銃と、かつての戦友とのちょっとした思い出だけだ。
戦記ものにおいては戦う動機は心を揺さぶるような大義名分だ
しかし、戦争においては、人と人との絆が導火線になる
戦いには負けても、約束と記憶を捨てられない男の、戦争の第2ラウンドが今始まる