プログラマーほどクールな職業は無いと思う。
フェイス⚪︎ックを創ったあの人も、ロケットを飛ばしているあの人も、プログラマーだった。コンピューターを知り尽くし、専門性と創造性で、0から1を創り出せる存在。それが、プログラマー。最高に格好良い存在だ。
本作の主人公・朝霧遼もプログラマーである。だが、彼が向き合うのはコンピューターのスクリーンではない。私たちが生きるこの世界そのものだ。本作において「世界」は「システム」とルビが振られる。彼は世界というシステムにおける不具合・バグと向き合い、修正(デバッグ)を行なう。そして、世界のバグと対峙する特務機関のエージェントが登場し、世界の危機が明らかになる。
まるで映画『マトリックス』を彷彿とさせる世界観だ。私が生きるこの世界も、コンピューター上のシミュレーションなのかもしれない。読んでいて、そんな空想をした。
きっと、朝霧遼は最高にクールなプログラマーなのだろう。
どんな活躍を魅せてくれるのか、楽しみでならない。
まだ第3話時点だが既に様々な謎が提示されている。
彼が対峙する世界の危機とは?
世界で異常現象が起きる原因は?
なぜ彼は記憶を失うのか?
これらの謎を追いかけながら、読み進めたいと思う。