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茶色いクリ

茶色いクリ

衣川やで

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  • 1作品

    茶色いクリシリーズ!

    くりは茶色いチワワだ。 体重2.3キロ。プライドは2トン。 朝。 キッチンでトーストの匂いが立ちのぼる。 「今日も平和やな」 と、くりは言った。 誰も聞いていない。 普通の家族。 普通の朝。 普通のニュース。 だが、くりは“普通”ではない。 くりは魔法が使える。 スプーンを5センチ浮かせることもできるし、 電子レンジの時間を1秒だけ戻すこともできる。 ただし、代償がある。 使うたびに、 “自分の過去の断片”が少し曖昧になる。 いつから魔法が使えたのか。 なぜ話せるのか。 本当の自分は何なのか。 そこが一番思い出せない。 「まぁええか」 と、くりは尻尾を振った。 深く考えると鼻血が出る体質だ。 くりが1日で一番最初に話すのが飼い主の長男、リツキだ。 「ゲームしようぜー」 くりが言った。 リツキは軽くうなづき、パソコンを起動した。 そんな仲の良い二人に、試練が! 日本を裏で牛耳る組織、その謎に迫り、世界を救う! 現代ファンタジーミステリー作品!

    2日前に更新

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    • #1茶色いクリ