一章14話 命の『価値』が付けられるへの応援コメント
物語が大きく動く重要回でした。
怜の行動を「生への執着の裏返し」という男の言葉が印象的に残ります。
聴取を経て怜が“保護対象”であることを知る流れも秀逸で、わずかながらに安息を感じるような重心の変化を感じます。
この状況を知ったらシアリーがガチ曇りしそうですが……どうなっていくのか注目です!
作者からの返信
プロテイン長田様
どれだけ強い希死念慮を持っていても、生きようとする本能には逆らえない。
だが、本能が機能しなくなった瞬間、呆気なく命を捨てられるのですよ。人間は。
男はそれを危惧し、怜に「生への執着」を自覚させるためのストッパーをかけたのです。
シアリーは曇らせる前に、とんでもない行動に出て、言い方が悪いですが怜を手元に置く許しを得ます。
二章36話 破壊完了への応援コメント
怜が壊したものの正体が、敵の兵器ではなく統一軍の正規兵装だったという判明が鮮やかですね。怒りに突き動かされていた怜が、「見なかったことにはならない」と知った瞬間に静かに冷えていく変化が、とても不穏で印象的でした。そして、怜を追って恐怖の中へ飛び込んだシアリーの「いなくなる方がもっと怖い」という言葉に、二人の絆の強さが凝縮されていると思います。
作者からの返信
板野かも様
遠隔操作をしていたミコラ伍長が意識を失うほど、ボコボコに殴って蹴って壊しましたから、その反動が返ってきた感じです。
マシンアートアニマルの事は、シアリーの先祖が活躍していた頃には実用されていたので、シアリーは存在は知っていましたが、ここまで大きいのは知らなかった。
やっぱり車で一人だけ取り残された恐怖に耐えられずに、シアリーは来てしまいました。
不良たちとの喧嘩で傷だらけの怜が、やっと傷を回復させてきたのに、前よりボロボロになって座り込んでいるから、不安でいっぱいです。
一章24話 孤独ですか?への応援コメント
隊長イケメン過ぎますね!もうファンです!!
作者からの返信
隊長はこの作品における「父親」のポジションです。
行動でイケメン度を高めていく、三十路後半(外見年齢)の漢である。
一章6話 探し回ってへの応援コメント
怜もシアリーの異常さには気づいている感じですな!
異分子同士がひかれあうというのもまたあることかと!!
とは言え片方が全然歩み寄ろうとはしないですからな……まだまだ先は長そう……どうなるッ!!
作者からの返信
gaction9969様
そりゃ、初日でゴム弾ぶっ放すのを見たら、ただの転入生じゃないって気づきますよ。
異分子というか、先祖の縁かもしれません――っと、この先はマントルの中核だから今は深く語れませぬ!
長いよ、マリアナ海溝も真っ青な距離ですよ。
一章5話 忙しい学生の昼への応援コメント
シアリーの怜への興味とか好奇心を、ゆらりいなしながらも拒絶はしない怜がいいですな!!
静かな空間を共有することが出来て、また一歩距離は詰まった、そんな気がしますぞ!! どうなるッ!!
作者からの返信
gaction9969様
ようやく一歩、近づけた瞬間です。
しかし、二人の距離はマリアナ海溝の如く開いており、近づくにはエベレストの如き険しいのです。
一章4話 無関心であった。への応援コメント
シアリーから見た日本の学校の異質さと、その異質の中でさらに異質な怜、という構図がおもしろいですな……!!
単にいきがっているだけではない感じの怜ですが、その内面はまだ謎……どうなるッ!!
作者からの返信
gaction9969様
これは結構、色々と勘違いされがち。
怜の性格や行動は、施設育ちやネグレクト、親のDVを見たり受けたりした子供の心理や精神状態を土台に書いており、自分で自分の事が分からないのです。
彼女の「未熟」な精神を書くのに、専門書や経験者の声を読んで調べたのですが……難しいですね。
二章35話 マシンアート・アニマルへの応援コメント
ミコラと《メドヴェージ》のリンクを通じて、怜の攻撃が操縦者本人へ返ってくる構図がとても面白いですね。怒りに任せて装甲を殴り続け、ついには巨大な親グマ型を停止させる怜の姿は凄まじく、「壊せる」という確信が彼女をさらに危うい方向へ押し進めているのが印象的でした。勝利の爽快感よりも、怜自身の身体と心がどこまで壊れてしまうのかという緊張が強く残る戦闘でした。
作者からの返信
板野かも様
ロシアと言えばヒグマ! 強さの証でもあり、畏怖に近しい身近な動物です。
ミコラ伍長は軽い念動力を持っているが、怜や隊長ほど目立つ強さではありません。
しかし、マシンアートアニマルを遠隔操作をする適正値です。このメカを動かすには念動力の力が弱い方が適正値が高い。これは追々近況ノートに詳細を載せる予定を考えてます。
このメドヴェージ、三メートル超えの巨体です。
しかも本来のヒグマの速度より速いです。ただでさえヒグマは人間より速いのに。
それを怜は自分の身体能力だけでぶち壊しました。これだけで、怜がただの身体能力の高い被験体の末裔では説明できない事態です。
まだ骨折も治っていないのに、固いギブスすら武器代わりに用いているところで、怜の暴走をここまで出し切って見ました。
二章34話 作戦乱入への応援コメント
怜がこれまで押し殺してきた憎悪を、ついに言葉として吐き出す場面が痛烈でした。「生まれてきた私自身が憎い」という叫びには、怒りだけではなく、捨てられ続けた少女の悲鳴が凝縮されています。そんな怜が単身で作戦区域へ飛び込み、最初に対峙する相手が機械化された巨大なクマという展開も強烈で、日常から完全に“倫理無き世界”へ踏み込んだことを感じました。
作者からの返信
板野かも様
ここは怜の精神状態の危うさと、大人に振り向いてもらえなかった悲しさ、自分が不要と言われた瞬間の失望、なぜ自分は生まれたのと言う疑問が混ざって感情の整理ができず暴走してしまいました。
彼女の向ける敵意は軍人から、倫理観ゼロの連中に狙いを変えた瞬間です。
この巨大な熊のメカは軍の所有物なのですが、怜は知るわけありません。
二章33話 作戦開始への応援コメント
作戦開始と同時に、グロリアスが「救助も殺しもする」部隊であることが改めて突きつけられ、空気が一気に戦場へ切り替わる回でした。普段はだらしない熾月が、強化兵士の情報を聞いた瞬間に軍医として状況を正確に読み切る姿が格好いいですね。怜とシアリーが意図せず制圧作戦のすぐそばまで連れてこられてしまったことで、二人の日常と「倫理無き世界」がついに接触し始めた緊張感も強く感じました。
作者からの返信
板野かも様
熾月は元・エテーテル研究機関の研究員ですので、強化兵士の情報を詳細に知っております。
万が一の事を想定とした「処置」も当然行ってきました。軍医という立場になっても、自分のポジションは変わらないのを熾月は悟っております。
GW期間の交通情況が、二人を「非日常」へ招きました。
熾月は二人をできればもっと安全な場所へ降ろしたかったけど、研究機関の連中に二人の身柄を拘束される恐れがあったので、ギリギリ届く範囲で連れて行かざる得なかった。苦渋の決断であります。
二章32話 ようこそ、『倫理無き世界』の入り口へへの応援コメント
「安全運転でトンズラ」という熾月らしい軽口から始まりながら、アスタの連絡を境に空気が一変する流れが鮮やかでした。特に、二人を巻き込むことへの責任を明言し、「あたしが守る」と約束する熾月の姿には、普段のだらしなさの奥にある軍医としての覚悟がよく出ています。
そして怜の「……離れないでよ」がいいですね。危険を前にして、シアリーを遠ざけるのではなく、そばにいることを求めた小さな変化が胸に残りました。
作者からの返信
板野かも様
熾月の軽口は周りを不安にさせないために、あえて言っている場合が多いですが、今回はノリで言っております。
大人の都合で子供を振り回した苦い経験を持つ熾月だから、二人を巻き込んだ事に罪悪感を抱いています。
オバサンの過去は作中一番闇が深い。
怜は昨日のアスタと熾月の会話を聞いていますので、「二人の話していた事って、こういう事だったのか」と中学生なりに理解しているから、シアリーに言えたのかもしれません。
それも長くは続かない――。
一章3話 心、ここに非ずへの応援コメント
情報が実にこまめにさりげなく過不足なく丁寧に出されてきていることが窺えますな!
孤児院のこと、怜能力(違)、シアリーの「相方」のことなどなど、情報を小出しにすることを知らない私からすると、これは非常に精緻な組み立て…ッ!
ふたりの距離感がふたりなりのやり方と速度で縮まっているのも善きッ!
やがて通じる時は来るのかど…うな……!…!(寝たのッ!?
作者からの返信
gaction9969様
これは自分が十代後半に書いたあるフラッシュゲームの二次創作長・長・長編小説を土台にした、――二次創作を一次創作へ転換させた作品です。
ただし、土台を知らなくても読めるように調整をしています。
通じ合うのはまだ先ですが、まずはお互いの言葉の壁を越える必要があります。
一章2話 暴力は『日常』への応援コメント
シアリーの境遇もなかなかのものですな!
ゴム弾…当たりどころ悪ければ死ぬと言われている代物をぶっ放す…なかなかの肚の据わりかたッ!
怜とはまた異なる強さを感じますな…とはいえまた輩たちから恨みを買ってしまったようで…「日常」が平穏になる日は来るのか、どうなるッ!
作者からの返信
gaction9969様
銃社会・アメリカの闇を見てしまったね。
ゴム弾のくだりは、後日怜に突っ込まれます。
シアリーの家系は政治家でもあり、過去の大戦の英雄の末裔であるのです。
彼女は先祖に憧れて、日々射撃の訓練を受けていますが、まだ中学生。FPSで怠け気味です。
一章1話 アメリカの転入生への応援コメント
シアリーは人の表面だけで判断しない感じですな!
流石人種坩堝の国から来たことはある…
怜も無意識に関わりを持つことに違和感を覚えてないという…距離は確実に縮まっているように思えますが、どうなるッ!
作者からの返信
gaction9969様
シアリーはただのアメリカ人ではありません。
次期アメリカ大統領選候補者の父親を持つ、深窓の令嬢……!
ただ、隣の席に座る女の子が傷だらけで気になってしまった。
ちなみに、距離はまだまだです。
一章22話 救えるのはへの応援コメント
怜ちゃんの「私、面倒だよ」に対してのシアリーの返しが、ええ子やなぁ!!って頭撫で倒したくなりました。
「私は平気だよ」とか「全然面倒じゃないよ!」じゃないのが、あぁシアリーいい子!!って気持ちになりますよね😂
そして怜ちゃんの「ありがとう」の破壊力よ。怜ちゃんはツンツンしてるわけじゃないんですよね。歩み寄れる子なんですよ。
もう二人とも幸せになってくれ!!って願いながら読ませていただきました。
作者からの返信
立樹かなん様
まだ怜は警戒心を隠していませんが、シアリーの行動力に驚いて反応に困っているのは確かです。
歩み寄れる子……そうかもしれません。
怜は人との距離感を知らないで育ったので、きちんとした距離感や価値観を学べば普通の子供とあんまり変わらないのです。
一章13話 夜中を彷徨うへの応援コメント
とりあえず、無事でよかった……いくら物理的に頑丈とはいえ、彼女のメンタル面を考えると、こう、くるものがありますね……
彼女が体験した壮絶を、医師が確認していく描写がものすごかったです。
そして……目を覚ましてなお、殴るために歩く。いったいどうなってしまうのか……!?
作者からの返信
プロテイン長田様
この話のメインは卒業するまで無事に日常を過ごすのに切り離せない、「子供の孤独と精神」を裏テーマの一つとして書いております。
この時代の医者はある程度の「精神面」も診るのが当たり前でありますので、組み入れました。
過去作の設定の名残りです。
怜はもちろん、ムキムキマッチョな軍の隊長へカチコミです。
二章31話 帰ってきた暴力の日常への応援コメント
「私、ちゃんと友達守ったよ」というシアリーの言葉が、前話までの“味方”という宣言から一歩進んでいて胸に残りました。怜の前に立ち、迷いなく守る姿は格好いい一方で、英語が分からなくても周囲を黙らせる迫力には思わず笑ってしまいます。
そして、現場に現れた熾月が即座に状況を引き受け、「あとは大人の仕事だ」と言い切る場面も頼もしいですね。怜の「ありがとうとは言わない」に対する返しまで含めて、三人の距離がすっかり馴染んできたのを感じました。
作者からの返信
板野かも様
返信が遅れて申し訳ありません。
シアリーは一度宣言したら、そのまま一緒に突き進む子です! 今回はちょっとやりすぎな部分もありますが……。
熾月は一応軍医ですから、状況把握は慣れております。自分のできる範囲を把握しているから、言い切れるのが強みです。
掴み所が分からないオバサンですが、意外と人当たりが良いので、色々な意味で好かれやすい性質です。
二章30話 RLEc(アールレック)への応援コメント
RLEcによって傷が瞬く間に修復される描写は、熾月の身体そのものが研究成果になっているようで、とても印象的でした。「異常だと感じなくなっている自分自身」が問題だという一文には、便利さの裏にある危うさと孤独が滲んでいます。
その直後に「体重は治らない」と落とすのも熾月らしく、このギャグ好きです(笑)。重い設定を見せながら、彼女の人間味を失わせないバランスが良いですね。
作者からの返信
板野かも様
見つかって大急ぎで走って逃げた時点で、打った箇所の修復が始まっております。
熾月は両親の研究を引き継いでから数ヶ月でRLEcを完成させ、さらにRLEcそのものと言える「弟子」を生み出しました。
RLEcと弟子関連の話は、だいぶあとになります。
RLEcはあくまで不死身になれる細胞であって、不老不死の細胞ではありません。
普通に老化もするし、代謝も人間と同じです。
ただ、弟子の方は変な進化を遂げているのを生みの親である熾月は知らないのであった。
二章29話 青春を謳歌せよへの応援コメント
英語の授業が、怜にとって「できない時間」から「誰かと一緒に進む時間」へ変わっていく描写がとても温かいです。シアリーの教え方も押しつけがましくなく、「困ってたから」という一言に彼女らしい真っ直ぐさがよく表れていました。
そして、二人の青春を木の上から見守っていた熾月が盛大に落下する締め、このギャグ好きです(笑)。しんみりしすぎず、熾月らしい可笑しさで終わるのが良いですね。
作者からの返信
板野かも様
シアリーが英語の授業で怜に細かく教えるので、怜も、二人の前の席に座っている生徒2名も地味に英語の成績が上がり出します。
逆に国語の時間は怜に「おしえて〜」の眼差しを向けてきます。
しかたなく、分かる範囲の日本語で教えている。
英語を教えた恩返しの変わりのようなものです。
熾月のオバサン、この時点で怜をえらく気に入っており、なんか観察したいと身体を無茶させました。
しかし、出不精が祟ってしまいました。
二章28話 ツンデレ!?への応援コメント
「ツンデレ」という一言が、張り詰めた教室の空気を思いがけずほどいていく流れがとても良かったです。シアリーの遠慮のなさが怜の壁を少しずつ可視化して、その奥にある不器用な優しさまで周囲に伝えてしまうのが可愛いですね。
また、千代子が自分の見方の浅さに気づき、加代子の謝罪へ繋げる場面も印象的でした。「友だち未満、喧嘩しない仲」という妙な着地点が、今の怜にはちょうどよく感じられます。
作者からの返信
シアリーは基本、遠慮なくズバズバ言って来ます。気になった事は何でも聞いてきますよ。
怜が自分をこれ以上傷つけない方法は、とにかく怜だって一人の女の子アピールだとスピーカーおばさんの如く言い続ける事なのです。
声を上げ続ける事が、怜も周囲も変わっていく一番の方法だと思いつく所が、政治の世界を父親越しから見てきたシアリーらしい発想なのです。
この双子の姉妹は実は名無しでした。
しかし、五月後半や修学旅行編を書いている途中で、「ここまでキャラ書き込んで無名は逆にマズくないか?」となって、急遽名付けました。
逸見も千代子も鉱物の名前でもあり、同時に『逸見千代子』という理学博士の名前でもあります。
加代子は千代子の響きに合わせてで……鉱物関係ありません。
二章27話 距離感への応援コメント
怜がシアリーを守るために距離を取ろうとしたのに、シアリー自身がその選択を真っ向から拒む展開が胸に響きました。「ワタシ、リョウの、みかた」という拙い日本語が、どんな流暢な言葉よりも真っ直ぐ届いてきます。
守ることしか知らなかった怜が、初めて強引に「守られる側」へ引き戻される場面でもあり、二人の関係が大きく動いた一話でした。担任の「都合のいい言葉しか聞かない」という独白も、小さな善意が暴力へ変わる怖さを静かに示していて印象的です。
作者からの返信
怜は自分は自分すらも平気で傷つける自覚があるから、相手を突き放す守り方しか知らないのです。
自分が悪い、自分のせい、自分が悪者なら事が丸く収まるからいいや。相手がそう思っているんだし。
――幼少期から染み付いてしまったクセですね。
シアリーはそこに気づいて、同級生の手を振り払い、距離を取ろうとする怜を引っ叩きました。
前の熾月が語った「好意の形」の現れです。
これを執筆中に、結構ネットニュースで中学生や小学校の自殺がチラチラと映ってまして、「ああ、イジメの対応も子供がやる事も、自分が中学生の頃から何も変わってない」と思いながらニュース記事を眺めていました。
担任のセリフはその戒めです。
二章26話 眺めつつへの応援コメント
熾月の「好意は嬉しいだけでは済まない」という言葉が、怜の戸惑いを優しく肯定していて印象的でした。シアリーのまっすぐな好意を、怜が簡単に受け流せず「厄介」と感じてしまうこと自体が、彼女なりに真剣に受け止めている証なのだと思います。
そして、熾月が過去の『弟子』を思い出す場面には、普段の軽さの奥に沈められた深い喪失が滲んでいました。怜がそれ以上踏み込まず、ただ隣にいるという距離の取り方も、とても静かで良かったです。
作者からの返信
板野かも様
「好意」と言っても、人によってずれていたり、軽かったり重かったりと一言では片付けられない。
怜は好意そのものに無縁でした。突然向けられて戸惑うのも、仕方ないと本人に言ってくれるのが、熾月先生です。
オバサンは色々な人生を送ってきたので、こういった話でアドバイスを送る側になりがちです。
そんな彼女も、置いていってしまった「弟子」の安否を、頭の片隅で心配しています。
一章16話 穏やかとは程遠い時間への応援コメント
シアリーいい子ですね。お姉さんはとても胸が締め付けられます。
怜ちゃんのそばにいてくださいね😢
作者からの返信
そばにいます。
学校卒業するまで、怜の隣から離れる気は一切ありません。
怜もなかなか口に出せないけど、「今は隣にいて欲しい」と思っております。
一章11話 雨降るの夜の逃走劇への応援コメント
最後の最後でシアリーのことを思う怜の心情をどっしりと感じる見事な1話でした。
本当の意味で居場所を失ってしまった怜に、彼女の暖かさが残っていて良かったと心から思います。しかし、どうにもしがたい状況。怜のこれからが気になる引きです!
作者からの返信
希死念慮すら上回るシアリーの存在。
まだ数日しかいないのに、怜の心にに強く影響をしています。
いつまでも雨の中を彷徨ってはいません。
捨てる人間もいれば、拾う人間もいるのです。
一章11話 雨降るの夜の逃走劇への応援コメント
シアリーに対してなんの感情も向けなかった怜だったのに……ちゃんと、ちゃんと感じるところがあったのか!!と思うと堪らなく切なくなりました。
はよ幸せになってくれ怜ちゃん😢
作者からの返信
積極的なシアリーのアプローチが、確かに怜の心に刻まれていることを気付かされる瞬間です。
怜が幸せを得るのはもっと先の話になります。
まだ『幸せ』を知るのに、色々と難関があるのです。
一章7話 Gloriousへの応援コメント
色々と不明な部分が多いですが、ありがたいことに他コメで補完されてるので設定の深さにワクワクしています笑
自分が特別な存在だとまだ自覚のない怜が、この先どういう道をたどるのか……期待です
作者からの返信
フー・クロウ様
この不明な部分が、シアリーは窮屈に感じて、怜にとって生きづらさを感じさせています。
ネタバレをしない程度で補完を混ぜて、お返事を書いています。
怜は色々な意味で「特別な存在」です。
その意味は月を越えるたびにどんどん提示され、新しい謎となって波紋を作っていきます。
二章25話 小さい悪意への応援コメント
怜がシアリーを守るために、あえて車を先に降りようとするところが切ないですね。突き放すような態度の奥にある気遣いを、熾月がすぐに見抜いて「ちゃんと中学生だ」と受け止める場面も印象的でした。
学校で向けられる小さな悪意の中、シアリーが何も言わず怜に歩調を合わせ、教室でもそっと机の間隔を詰める姿が温かいです。何も元通りではない復帰初日だからこそ、そのささやかな寄り添いが強く胸に残りました。
作者からの返信
オバサン、観察眼はとても高い。怜の不器用な気遣いを気づいて、二人が納得する方向へ導くのが上手い。
怜は学校内だと今までの補導歴や暴行事件で、結構マイナスイメージですから、こういう言葉を常に聞いています。
本人は「もう慣れた」の感覚で過ごしているけど、一緒に暮らしだしてからの怜を知るシアリーは、「横にいるよ」とさり気なくアピールしております。
一章14話 命の『価値』が付けられるへの応援コメント
ドン底まで落ちた怜さん
そんな彼女に必要な言葉を贈ると言うより、置いた隊長さん。
懐かない狂猫モードの怜さんとの出会いが良いものになりそうですね^ ^
作者からの返信
自分、手負いの土佐犬のイメージで暴れ散らかせたのだけど、狂猫……。そう怜を捉えられる方も一定数いそう。
底辺這いつくばっても噛みつこうとする怜に対し、隊長はどこまで「大人」として接し、現実を静かに置いていく。
二章24話 熾月、再来への応援コメント
熾月が運転手として再登場するだけで、車内の空気が一気に賑やかになるのが楽しいですね。「近所のオバサン」という怜の雑すぎる紹介と、それをそのまま受け入れてしまうシアリーのやり取りには思わず笑ってしまいました。
一方で、アスタが昨日の件を「反省も兼ねて」という形で熾月に送り迎えを任せているのも面白いです。ただ罰ではなく、信頼して仕事を預けていることが伝わってきて、大人同士の関係性がまた一つ見えてきました。
作者からの返信
だいたいの送迎は隊長かミコラ伍長が主だったので、女性用の運転手の制服が無く、伍長の予備を借りています。
すごく、ダボダボです……。
怜はあんまり人の名前を呼ばなければ、覚える気がまるでありませんので、他者へ紹介する時は非常に適当です。
アスタ軍曹が恐らく一番熾月の扱いを心得ている。それぐらいフランクな関係を構築しております。
まあ、彼からすれば「今日の作戦前に熾月も合流できる」と思って、昨日の事を引き合いに出して、任せてしまいました。
しかし、世間はGWです。彼の思惑に世間は動いてはくれません。
一章13話 夜中を彷徨うへの応援コメント
怜さんにしてみたら
雨の道の続きなんでしょうね。
現在、尖りまくってる怜さんは居場所を見つける事になるはず。
どんな出会いになるか^ ^
作者からの返信
ハリセンボンのようにボンボントゲトゲ状態で、傷だらけの身体を無視して歩く怜。
アイツ何者、腹の虫が収まらないから見つけて殴ってやる。怒りを燃料にして歩いております。
どう出会うのでしょうね。
一章11話 雨降るの夜の逃走劇への応援コメント
最後のところで思い出すのはシアリーさん
彼女のひたむきな姿勢が怜さんの奥底にちゃんと伝わってましたね\(//∇//)\
作者からの返信
この段階では本人は自覚しておりませんが、怜の心に確かに影響していた。
救いを求めるわけでもなく、縋るわけでもない。ただ「会えなくなる」に始めて恐怖と不安を覚えた。
だけど彼女がどこにいるのかとか頭に入ってなく、ただただ春雨の夜の街を彷徨うのです。
二章23話 通学日への応援コメント
昨日の大きな出来事を経て迎えた朝が、とても穏やかで心地よかったです。寝起きの悪いシアリーや、歯磨きや髪を整える何気ないやり取りが、二人の生活が少しずつ「特別な保護生活」から「当たり前の日常」へ変わっていく様子を感じさせます。
特に、怜が熾月の言葉を思い出して松葉杖を手に取る場面が印象に残りました。昨日までなら反発していたかもしれない助言を、一度信じてみようと思えるようになったこと自体が、怜の変化なのだと思います。
作者からの返信
まだまだ慣れない環境下ですが少しは受け入れ始めた怜と、怜が暮らしやすく学校へ行きやすい環境を作ろうと向き合うシアリー。
杖も、お医者様(オバサン)の助言もあって、とりあえず……という形で使い出します。
二章22話 バターは食べ物ですへの応援コメント
「バターは食べ物です」と思わず笑ってしまう場面なのに、その奥にあるシアリーの必死さが伝わってきて、とても愛らしいシーンでした。冷やすものが見当たらず、とにかく一番冷たいものを持ってくるという行動が、理屈ではなく心配する気持ちそのものなんですよね。
そして最後、ゲームもなく、ただ並んで眠るだけの静かな締めくくりが印象的でした。「悪くない一日だったと思えた」という怜の心境の変化は、この一日を通して積み重ねられてきた二人の距離の縮まりを、穏やかに感じさせてくれます。
作者からの返信
とにかく冷たい物を、慌てて探した結果のバター。
そこはアイスクリームじゃないんかーいなツッコミが入りそうな勢いでシアリーは焦ってます。
しかも箱に入ったままなので、当てている面によっては痛いかもしれないです。
心配させないでの意味もあるでしょう。
怜は新しい出会いと経験を得て、昨日とはまた違う疲労感を感じながら明日へ向けて眠りました。
今回はへとへとの怜に合わせて、シアリーもゲームをしないで静かに寝ます。
明日の学校、遅刻したくないので。
一章10話 事態急変への応援コメント
んー、辛めの展開
怜さんの本当の意味での立場なのか?
本当は別に理由があるのか?
ギリギリだったハシゴを外された感がありますね(´・ω・`)
作者からの返信
実際は、どっちでしょう……。
読んだ方々に委ねて置きます。
ハシゴを外されて落ちていった怜は、これから当てのない街へ逃げていきます。
二章21話 騒がしい夜への応援コメント
シアリーの「怒っているのに泣きながら抱きしめる」という反応が、怜をどれほど大切に思っているかを強く伝えてきました。怜も戸惑いながら背中に手を置き、最後には「言う」と約束する――その小さな変化がとても温かいです。
騒がしいやり取りの中で、怜にとってこの部屋がもう「黙って消えても誰も気にしない場所」ではなくなっていることが、はっきり示された一話でした。
作者からの返信
目の前で自殺しようとしていましたからね、シアリーには『怜がいなくなる=死』として刷り込まれてしまいました。
早朝(アメリカ時間)電話でシアリーパパはおかんむりでしたが。
怜もここまで自分を心配して泣く人間がいるとは思っておらず、非常に混乱をしております。
施設の職員ですら一線引かれていたので、深く踏み込んでくる人がいなかった。
シアリーは怜を「黙って消えて欲しくない」気持ちを正面から当てて来ましたので、しばらくは大丈夫……のはず。
二章20話 気まずいへの応援コメント
怜がアスタの「関係ない」という言葉に、また大人への不信を募らせてしまう流れが切ないですね。心配から出た「普通の学生として」という忠告さえ、怜には自分を否定する言葉のように響いてしまうところに、彼女の抱えてきた傷がよく表れていました。
一方で、部屋へ戻る直前になって初めてシアリーの心配を想像し、「悪い事をしたかも」と思えるのが印象的です。扉の向こうを恐れる怜の姿は、叱られる怖さだけでなく、帰る場所を失いたくない気持ちの表れにも見えました。
作者からの返信
本当に学生の怜には耳に入れて欲しくない事だから、安心させるための言葉だったのですが、人間不信の怜には「大人は何でも隠したがる」と受け止めてしまいました。
誰を信じて良いのか分からない、何も知らないくせに……。反抗期の子どもらしい感情です。
シアリーに叱られる。怜にとって死活問題ですので、ちょっと怖い。
まあ、そんな不安が吹き飛ぶ事をシアリーはしているのであった。
二章19話 大人達の関係の築き方への応援コメント
アスタが怜の無断外出を頭ごなしに叱らず、「自分で確かめたこと」をきちんと認める場面がとても良かったです。熾月への遠慮のない叱責や軽口も、対等で信頼があるからこその距離感に見えて、二人の積み重ねが伝わってきました。
そんな大人たちを観察しながら、怜が「面倒だけど、悪くはない」と感じるところも印象的です。彼女にとって、人が本気で怒り、言い合い、それでも関係が壊れない光景そのものが、新しい発見なのだと思いました。
作者からの返信
アスタは基本、相手を頭ごなしに叱りません。
なぜ? なんで? どうして? ――と相手の意見を聞いてから、注意したり、叱ったり、アドバイスなどをおくります。
怜が学校へ行く事への不安も知っているから、怜に対して「理解できたね」「じゃあ、無理をしなくて良いよ」と諭せます。
熾月は別です。
階級も年齢が異なっても、大人として彼女にしっかり線引きしないと、熾月自身が動かなくなるのを把握しているので。
怜もシアリーと本気で叱り合い、言い合い、関係が壊れない場面に遭遇する事をイメージ出来ていない部分がありますね。
二章18話 帰り道で、大人の悩みを見るへの応援コメント
今回は、怜と熾月が抱えていた「生きている実感の薄さ」が、思いがけない形で重なった一話でした。空腹すら自覚できない怜の手を熾月が黙って擦る場面には、医師としてだけでなく、似た痛みを知る大人としての優しさを感じます。
そして、普段は冷静に見えたアスタが本気で怒鳴るほど二人を心配していたことも印象的でした。最後に熾月が軽口を捨てて自分の落ち度を認める姿には、彼女の哀しさと誠実さがよく表れていました。
作者からの返信
実は熾月は元・エテーテル研究機関の研究員でした。
ある実験でとんでもない物を生み出した罪悪感と恐怖から、色々偽装して軍に保護された経歴を持っています。
そこから、熾月は「生」について、感覚が結構壊れてしまってます。
怜を自分に重ねて見てしまいました。
あと、自分の都合で置いていった「弟子」の事も思い出していたかもしれません。
アスタ軍曹は非番の日に、熾月の部屋を不定期に掃除に来ます。今日もそのつもりで来たのに、本人不在で連絡も取れない。
いつもの広場で空を眺めもいない。
車で本気で探し回っていたら、なぜか怜が一緒にいるから「なんで?」って状態で、普段の調子で叱りました。
二章17話 学校までの道への応援コメント
学校まで二時間以上かけて歩き切ったことで、怜が本当に確かめたかったものが、単なる距離ではなかったと伝わってきました。「嫌いだったら、わざわざ確認しに来たりしない」という熾月の言葉が、怜自身も認めきれない学校への思いをそっと掬い上げています。
また、帰り道で怜が歩調を少し落とす場面もいいですね。気遣いを否定しながら自然に相手へ合わせるところに、怜の優しさがよく表れていました。
作者からの返信
やっぱり、怜なりの学校への思い出があります。
でも、これからシアリーが乗るあの車に一緒に乗って登校はすごい抵抗感があったのです。
自転車通学はなぜか頭の中から抜けていました。怜が自転車に一度も乗った事がないからかもしれません。
怜は気遣いしたつもりではないけど、なんか放って置けない人として認識した。かも?
熾月はこれからも自分自身が分からない怜を色々と教え導くアラフォー手前のオバサンです。
二章16話 軍科大戦への応援コメント
軍科大戦を単なる年表上の事件ではなく、「出来る事が増えすぎた人類」の帰結として語る熾月の言葉が重く響きました。特に「どこで引き返せなかったかを誰も覚えていなかった戦争」という表現が印象的で、怜のギブスが持つ「守るもの」と「縛るもの」の両義性にも自然に重なっています。
最後に資料館を勧められた怜が、面倒だと思いながらも「考えとく」と答えるところもいいですね。熾月との出会いが、怜に新しい好奇心と、自分で知るという選択肢を与え始めているのを感じました。
作者からの返信
この「軍科大戦」はただの事件ではない。
科学も正しい方向がなければ、歪んだ思想を持つ者の手で「悪」になる。だけど、歪んでいても研究者たちには「間違い」は存在しないのです。
『エテーテル研究機関』という組織自体、そんな災厄を起こすために立ち上がった組織ではありません。
ただ、創設者の思想が、間違った方向へ受け継がれていった結果が「軍科大戦」なのです。
この横須賀のくだりは、まだまだ先ですが、夏休み編に短めですが書く予定です。
二章15話 女郎花熾月への応援コメント
熾月の飄々とした言動の奥に、子どもの事情を見抜く医師としての目があるのが印象的でした。「選んでいいと思えない」という言葉は、怜の抱えているものを静かに言い当てていて胸に残ります。
また、松葉杖なしで歩く怜を見て、熾月の認識が一気に変わる場面も鮮やかでした。軽口を交わしながらも互いを観察している二人の関係が、これから面白くなりそうです。
作者からの返信
熾月は軍に保護された、たくさんの被験体を見てきました。
だいたいの被害者は、無理矢理成長させられた子どもなのです。過度な実験を受けた上に、武器を持たされ「戦え」と言われた。
能力者狩りに狙われるのも、だいたいは力のない子ども。なので、怜の事情も経験で見抜いたところです。
怜は本当にギブスがいやなので、熾月が医者なら動けるところを見せて、取ってくれって考えていました。
しかし、逆に熾月は「この子、限界を知らない」と見抜かれ、松葉杖を返されたのです。
シアリーとは別に、なぜか気兼ねなく会話ができる大人だけど、だらしない熾月。怜にとって、シアリーや隊長とは別に心が開ける相手です。
二章21話 騒がしい夜への応援コメント
シアリー、心配だったろうに。ゲームしてなかったのは偉いぞ。
でもキミの親御さん、あれだろ?そんなに自由に通話していいのかね。それとリョウってカタカナで書くと男ですよ。
パパかわいそうに。議会どころじゃなくなっちゃったね!
作者からの返信
この時間帯だと、州によってずれるけどアメリカは夜明け。
寝ている最中で電話かかったから……(震え声)
カタカナ表記だと、誤字脱字でしか使わないジャッピー君が「彼」って勝手に修正してくださいねって言ってくるの。
二章14話 第一住人発見への応援コメント
静かすぎるマンションから外へ出たことで、かえってこの場所の異様さが際立つ一話でした。ようやく出会った「第一住人」が、生活感のある普通の住民ではなく、どこか壊れかけた雰囲気の女性というのが実に印象的です。
「久々に、軍人さんを困らせてやろうっと」という台詞も強烈で、彼女がこのマンションや隊長たちとどんな関係にあるのか、一気に気になりました。
作者からの返信
坂野かも様
入居者はいるのですが、だいたいは対人恐怖や人と関係を築くのを極度に嫌う方が暮らしており、軍の管理下なのも被験体の末裔や、保護された被験体が多いのです。
この第一住民は、この作品の中で一番「大人」をしている、まあ色々と壊れていますが。
グロリアスにはいなくてはいけない、結構重要なポジション。だと、教えておきます。
二章13話 気になるへの応援コメント
今回は、怜の内面に深く踏み込んだ一話でした。「傷が治る=安全な場所にいる証拠」なのに、それを退屈だと感じてしまう自分へ嫌悪を抱く独白が、とても切実で胸に残ります。平穏を望んでいたはずなのに、その静けさに心が追いつかないという感覚は、これまで積み重ねてきた怜の人生があってこそ説得力がありました。
そして最後、学校まで歩いてみたいという素朴な好奇心から始まった行動が、監視カメラを前にした瞬間に衝動へ傾いてしまう流れも印象的です。安全な環境に身を置きながらも、まだ過去の反応が身体に染みついていることが静かに伝わってきました。
作者からの返信
坂野かも様
まだ警戒心剥き出しの怜さん、衝動をなかなか抑えられません。
小学校中学年の頃からあっちこっちで喧嘩ばかりでしたので、いざ静かな場所に身を置くと落ち着かない。
いつもシアリーが車で送迎されているのを見ていたので、どこまでかかるのか気になった。
シアリーはもうゲームの世界にどっぷり浸かっている今がチャンスとばかりに出てしまいました。
一章1話 アメリカの転入生への応援コメント
地の文がとても軽快で、文字数のわりに雑味がなくスラスラ読めますね。とても読みやすいです。
そして、シアリー。すでに良ヒロイン感出まくってますね。これは期待
二章12話 二日目の朝への応援コメント
今回は二人の距離感が、とても丁寧に描かれていました。「家族だから」というシアリーの言葉を、怜がすぐには受け入れず、それでも「呼び捨ては……そのままでいい」と返す流れが絶妙ですね。拒絶ではなく、今の自分が受け止められる範囲を正直に示しているところに、怜らしさを感じました。
また、最後にゲームへ誘われても即座に断るのではなく、「その世界に足を踏み入れていいのか」と迷っている締めも印象的です。二人の世界が少しずつ重なっていく、その一歩手前の空気が心地よく描かれていました。
作者からの返信
シアリーの寝落ちはこの作品の芸になりつつあります。
怜が寝起きのシアリーをどう起こしていくのか、パターンが豊富であります。
改めて読み返すと、シアリーが「しもつきさん」って呼んでいるの、二回くらいしかありませんでした。
やっぱり「リョウ!」の方が互いに畏まらずに普通に過ごせそうです。
家族は……まあ、受け入れるにはまだまだ険しい山があったり、谷だったり。
家族らしく二人が色々な場面で、衝突しあい、二人でうまい落とし所を考えていく。予定です……。
ネット自体滅多に触れないから、未知の世界なのです。
怜は意外とネット周りが非常に疎い。
二章11話 おやすみなさいへの応援コメント
ドライヤーで髪を乾かしてもらう場面が、とても穏やかで好きでした。「……ありがとう」の一言に、怜が少しずつ人へ甘えられるようになってきた変化が自然に表れています。
一方で、ゲームが始まると同じ部屋にいながら二人がまったく違う世界を見ている描写も印象的でした。最後の「二人が見ている世界は、まだ少しだけ離れていた」という締めが、近づいた距離と、まだ残る隔たりを静かに描いていて余韻があります。
作者からの返信
シアリーは元野良犬にドライヤーをかけている気分でした。
本人には言えませんが……。
髪型の影響もあってドライヤーとは無縁でしたので、けっこう新鮮でした。
響くシアリーのFPS熱がこもった英語のシャウト。
こんな場所で眠れるか! と思っていても、身体は疲労で早く寝たいと正直でした。
早く怜の部屋にベッドが来ないと、延々とシアリーのゲーム環境に毒されて行く……。
二章10話 充実感って分からないへの応援コメント
今回は「暮らし」が一気に日常へ近づいた一話でした。冷蔵庫を前にした「……暮らすって、こういうことか」という実感や、空っぽの自室にこれから家具が並ぶ光景を思い描く場面が、とても穏やかな余韻を残します。
シアリーの「しばらくじゃない! ずっとだよ」という一言も、彼女らしい真っ直ぐさがよく出ていました。一方で、浴室で「ほそーい……」と怜の身体を見つめる描写には、これまでの過酷な環境を改めて感じさせる切なさがあり、日常の何気ない場面だからこそ印象に残りました。
作者からの返信
坂野かも様
じつは下書き段階では入浴の場面は皆無でした。
具体的に話の方向性が決まった時、大事な場面だろって書き足した部分です。
怜の身体は細さだけではありません。
喧嘩で負った古傷が手足と頭部を中心に残っています。時間経過と共に薄くなっていますが、観察したり、触ったりするとなんとなくボコボコしている。そんな肌触りです。
「しばらくじゃない! ずっとだよ」
怜がまだ心の中だと一人って思っているから、「違うよ」って否定する言葉なのです。
二章9話 実感が湧かないへの応援コメント
玄関に並んだ二足の靴を見て、怜がようやく「ここで暮らす」と実感する締めが、とても静かで美しかったです。隊長の「退院したから終わりじゃない。ここからが回復だ」という言葉も、身体だけでなく怜の生き方そのものを見守っているようで胸に残りました。
また、ギブスが治療具であると同時に、怜へ「止まる時間」を与える枷でもあるという隊長の判断に、彼なりの深い保護者意識を感じます。
作者からの返信
隊長も、結構無茶していた……まあ、若気の至りってやつです。
だから、同じ道を進みそうな怜を「一回止まって、ゆっくりと考えようか」と引き止めております。
実際に彼のポジションは怜の保護者です。しかし、怜には鬱陶しいと思われています。これも思春期の子どもを持ったお父さんポジの宿命なので仕方なし……。
これから、学校用の靴も並びます。
ただし、怜はまだ落ち着いていません。
しばらく、FPSで暴れるシアリーのそばで寝なくてはいけないので。
二章8話 帰ろうへの応援コメント
「迎えが来る場所がある」という怜の実感が、とても静かで温かく胸に残りました。買い物袋の重さが、そのまま二人で始める生活の重みになっているのも印象的です。
肩を寄せ合って眠る二人と、それを見て「ちゃんと、自分で選択できている」と安心する隊長の視線にも、見守る大人の優しさが感じられました。
作者からの返信
見向きもされなかった怜からすれば、迎えに来てくれる事が「嬉しい」なんて分からないのです。
ただ来てくれるんだ……。と感じるだけなのに、胸の奥が少し熱いのなんで? 今はこんな状態です。
買い物帰りで、後部座席で疲れ果てた子どもが寄せ合って眠っている顔を見ると、親目線だと、なんかー、ホッとしません?
無事に買い物できたなっとか、楽しめたんだなって感情。
お父さん、これがあるから頑張れる。そういう感情です。
二章7話 選ぶ基準、でも金銭感覚は大事への応援コメント
猫のマグカップを選んで「可愛いじゃん、ネコ……」とそっぽを向く怜が、とても可愛らしかったです。実用性ばかりを基準にしていた彼女が、ほんの少しだけ「好き」で物を選べた場面ですね。
同じ箸を二膳そろえる描写にも、二人で暮らす形が静かに出来上がっていく温かさを感じました。大量の食料に圧倒されながらも、最後にはそれを恐怖だけではないと思える怜の変化も印象的です。
作者からの返信
怜でも、猫は可愛いと思っております。
シアリーは自分の箸も買いましたが、飾ってあって全然使っておりません。
これが修学旅行で色々と災いすることに……。
なんか、コストコとかイケアの感覚で買い物をしていますから、そういった場所を知らない怜には圧倒ものでございます。
これから一週間おきに、こうして買い物をするのかと想像に難くないかと思います。
二章6話 選ぶって難しいへの応援コメント
「硬すぎるのは嫌」と、怜が初めて自分の好みを口にする場面がとても印象的でした。ほんの小さな選択ですが、与えられるだけだった彼女が、自分の暮らしを自分で選び始めた大きな一歩ですね。
また、シアリーが高性能PCを用意しようとする理由が「同じ土俵に立ちたい」だからこそ、その善意の重さも胸に残ります。最後に登場したAmtuを怜がなぜか目で追ってしまう場面も、静かな引きがあって気になりました。
作者からの返信
なるべく施設で使っていた材質に近いのが良いな、それを遠回しに言っています。
でもシアリーにはバレバレでしたw
PC周りの話は、実際自分用を買おうとしていた時に思いついたネタです。
たくさんのゲーム配信者を見て、どれだけのスペックでプレイしているのか、気になって見回ったのをこのシーンに落とし込んでいます。
Amtuは後日本編で、ある事件に現れます。
世界的有名な特殊メイクのプロも、色々と複雑な家庭環境を持っているゆえの悩みがございまして……。
一章4話 無関心であった。への応援コメント
シアリーの周りに人が集まる。隣では玲が無関心でいる。
玲、自分の割れたタブレットと、シアリーの綺麗なタブレットを見比べたりして、なんというか、自分とは違う人種だと思い込んで距離を置いてる感じがしますね。
シアリーから少しずつ距離を縮めていってくれれば、いずれ心を開く事が出来るかもしれませんね!
続きも楽しみに読ませて頂きますね(*ΦωΦ)🐾
作者からの返信
@黒猫様
感想ありがとうございます。
怜は色々と無茶して、学校用のタブレットを結構ボロボロにしています。
シアリーはまだ新調したばかりで、家柄の事もあってアプリを色々と積んでおります。
そういう面でも、「コイツ、なんか違う」って思ったのかも。
一章10話 事態急変への応援コメント
今回はこれまでの怜というキャラクターの積み重ねが一気に爆発した回だと感じました。
孤独だった彼女。その理由と今も変わらない環境への絶望。しかし、頑丈がゆえに消えることも叶わず。
衝撃的な展開ながら、切なさと無力感を感じさせる見事な1話でした。
作者からの返信
この時の怜は本当に「無敵の人」状態です。
いらないなら、自分の命ごと捨ててやる!
何も変わらないなら、色々とぶっ壊してやる。
簡単に死ねない、だったら死ぬ気で逃げて逃げて、一番迷惑な死に方してやる。
こうなったら止まりません。
一章9話 水面下の対話への応援コメント
“対象”と“友人”の間で揺れ動く怜の存在に思わずNOを叫ぶシアリーに心動かされました。
そんな彼女の心情を映すように、後半で描かれるゲームのシーンも印象的でした。彼女と怜の距離、物理的にも心理的にも変化していくのが楽しみです!
作者からの返信
能力者狩りに目を光らせながらも、要人の娘を送り迎えをするのは色々と神経を使っていると思っております。
あそこまで怜が暴れるとは軍人も把握しきっていなかった。
だけど、今のままでは彼女が危険なのも分かっていています。放置にはさせません。
シアリーも中学生です。
ゲームに逃避してしまうほど、彼女の精神も少し悪くなっています。
二章5話 価値観の違いへの応援コメント
怜にとって買い物が「楽しみ」ではなく、必要物資を揃える補給作業になっているところに、これまでの暮らしがよく表れています。対して、もっと女の子らしいものを選んでほしいシアリーとの温度差が可愛らしく、色を区別しづらい怜に合わせて「別の方法で考えよう」と切り替える姿も優しいですね。
そして黒いカードが出てくる場面には、怜でなくても「やっぱり何者なんだ」となります(笑)。金銭感覚も生活感覚もまるで違う二人が、それでも同じ買い物袋を持って歩く姿が印象的でした。
作者からの返信
本当に一回ぐらい出会ってみたいですよね、ブラックカードを持った人……。
怜はボロボロになっても平気で着て歩いている。喧嘩で付着した血痕も落ちていない服も、部屋着代わりです。
シアリーは本当に怜に可愛い服を着せたいのですが、無理矢理はダメだと言い聞かせ、我慢しております。
二章4話 出発への応援コメント
怜にとって、クラスメイトの会話の中にしかなかったショッピングモールへ実際に足を踏み入れる場面が印象的でした。ただの買い物でも、彼女には「普通の日常」へ参加する大きな一歩なのですね。
耳をつねってシアリーを起こすやり取りも、すっかり気安い友達同士らしくて可愛いです。最後の「買い物大作戦、スタート!」から伝わるシアリーの無邪気な張り切りぶりも微笑ましく、二人の初めてのお出かけがどうなるのか楽しみです。
作者からの返信
怜はあまり人の多い場所に足を運びたがりません。でも、誰かに連れて行って貰ったこともないのです。
シアリーは夜更かしの影響です。まあ、遊びすぎるなっていう忠告でもあったり、怜にしてはまあまあ優しい感じが出たかな。
さて、買い物大作戦の行方はどうなっていくのか。
金銭感覚は――これから思い知ります。
二章3話 買い物に行こうへの応援コメント
「リョウの『ふつう』を、ここで作る」というシアリーの言葉が、まっすぐ胸に残りました。下着や歯ブラシといった生活用品の一覧が、怜にとっては新しい人生そのものになっているのが印象的です。
松葉杖をめぐるやり取りも良いですね。命令ではなく「外だけ」と提案し、怜も条件付きで受け入れる――二人が少しずつ暮らし方を調整しているのが伝わってきます。
タッパーでシリアルを食べる朝食には笑いましたが(笑)、その不完全さも含めて、いよいよ共同生活が始まったのだと感じました。
作者からの返信
本当に一人分の食器セットだから、怜の食器がなくて泣く泣くタッパーです(泣)。
実際にシリアルをタッパーで食べてみました、使いづらいです。
松葉杖が無くても歩けるって怜は強がっているのではなく、本当に無くても歩ける。
でも、ギブスをしているのに杖が無いと周りが不審がるから持ってってシアリーの主張だけど、無理矢理は怜にはマイナスだから。提案を思いつきました。
条件付きなら怜も渋々ですが、きちんと守ります。ある程度の融通を聞いてもらえると言う信頼を覚えていきました。
これから、怜の『普通』が始まる…。
二章2話 意外なへの応援コメント
怜がシアリーの騒がしいゲーム音の中で、むしろ安心して眠れているのが印象的でした。「誰かがいるから眠ってもいい」と感じられたことは、怜にとってかなり大きな変化ですね。
そして翌朝、完全に寝落ちしたシアリーを怜が起こす側に回るのが微笑ましいです。「モーニングッ!!!」から頬を挟む流れ、このギャグ好きです(笑)。
新生活初日から、早くも怜がしっかり者の同居人になり始めていますね。
作者からの返信
板野かも様
一人だった怜にとって、人の気配が感じると眠れないと思い込んでいた所があります。
「シアリーだから、大丈夫か……」と思っていたら、気づくと寝ていました。
そして、シアリーの寝落ち&寝起きの悪さを知って、呼びかけも起きないイライラが限界値を超えて「モーニング!!!」の声。
日本語じゃ通じないから、英語の授業で覚えた朝の挨拶なら起きると思って気付いたら大声出してました。
施設での描写か極端に少なかったのでアレですが、怜も年長さんらしく下の子供達を相手にしていたので、実は面倒見は良いほう。
これからも、だいたいはこんな感じで寝落ちしたシアリーを起こしていきます。
二章12話 二日目の朝への応援コメント
家族…その言葉を、怜が受け入れる日が来るのでしょうか。
来る日を願います。
作者からの返信
怜が過ごしてきた環境と年数を考えると、その言葉を抵抗なく受け入れるには1年と言う短い期間では足りないかもしれません。
その1年で少しずつ、少しずつ、「家族」を受け入れる練習中です。
一章7話 Gloriousへの応援コメント
怜の異常なまでの剛性に何やら不穏な影が……? シアリーも何かしら感じるところがあるようですが、まだ謎が多いですね。
二人の関係の奥に、とてつもなくデカい組織的な何かが監視しているような緊張感のある回でした!
作者からの返信
110年以上昔から、とてつもなくデカい二つの組織がドンパチしていました。
怜はそれを歴史の授業で習った程度。
シアリーは当事者の末裔なので、深く知っております。
二章10話 充実感って分からないへの応援コメント
怜がどんどん、なし崩し的に人間らしい生活に馴染まされていきますね。
次は料理!
しかしこの2人をみる限り、まともな料理が完成するのはいつになるやら?
隊長!へるぷ!
作者からの返信
裏で少しずつ料理の練習をしていますが、もうしばらく冷食でありますね。
ごめんなさい、隊長は野営の料理しかできません!
二章9話 実感が湧かないへの応援コメント
隊長、やっぱ渋いですねー。
怜ちゃんもようやく落ち着けるかな?まだ落ち着かないかな?
このゆっくりと進む感じ、好きです。
作者からの返信
隊長の性格は結構前に設定していました。
容姿を大幅変更しただけでございます。
怜はまだまだ落ち着けておりません。
これから大音量のシアリーのFPSプレイヤーモードの英語のシャウトが響くのですから。
編集済
二章9話 実感が湧かないへの応援コメント
やっぱ隊長カッコいいですね。こういうキャラ大好きです!
作者からの返信
空茶日様
大好きですか、そうですか。
作品には絶対にいなければいけない、部下や子供達を正面から見届ける大人です。
そんな彼でも、「接し方で良かったのか?」「これが正しかったのか?」と悩む、1人の人間でもあります。
一章24話 孤独ですか?への応援コメント
一人は嫌、離れないで
きっといっぱいいっぱいだったんだな
そしてその通りにしてくれる
自分に合わせて少しだけ甘えさせてくれる相手がいるというのが素敵な展開でした
作者からの返信
これが主人公・怜の本心であり、この物語の核であります。
怜は日常を過ごすにつれて、他者への甘え方や、施設やネグレクトなどの環境下で育った子供が放つ『声にも言葉にも出来ないSOS』を表に出し始めます。
これを大人達やシアリーがどう受け止め、手を差し伸べるのか。そっと、見届けてください。
一章37話 昼下がりへの応援コメント
殺伐とした環境が続く中で、心温まるエピソードがすごくいいです。慣れないながらも怜がもっとできないシアリーを見て、自分で料理する展開はかなり良い展開だと思います。
作者からの返信
この年頃でしたら、家庭科の授業である程度調理実習は経験していますので、ベーコンエッグくらいなら……の流れです。
日常を過ごすのに、食事の描写はとても大事にしていますので、今後も食事のシーンがちょくちょく出てきます。
二章一話 ゴールデンウィーク到来への応援コメント
五月編の始まりとして、怜がまず「買い物」ではなく課題に向かうのが、とても彼女らしいですね。眼鏡やタブレットを取り戻すことで、少しずつ自分の輪郭を取り戻していく感じが印象的でした。
シアリーの「それナイとリョウっぽくナイ」も可愛いです。誰かに“自分らしさ”を見つけてもらう場面として、静かに温かい一幕でした。
作者からの返信
板野かも様
怜の眼鏡は男物の黒縁で、女子が着けて歩くのは無骨なんです。でも、怜の数少ない自分の一部です。
この眼鏡は実は秘密がございます。明かされるのは、――更に先の夏休み編にて。
実は怜は地頭は良いのですが、施設の大人や院長に見向きもされなかった。
少しの努力をしても、意味なんか無い。褒めの言葉も、慰めの言葉もなく『無視』されたので、最低限の勉強しかしなくなりました。
課題や宿題は怜には勉強をする最低限のラインです。溜まったのでこなしているだけです。
見て欲しいと言う、怜の年相応の願望を正面から受け止めているのはシアリーと隊員だけなんです。
一章21話 壊れた心への応援コメント
死を考えるほどの絶望感…
ついこの前まで死ぬことすら考えてた自分にタイムリーです
必死に止めてくれる誰かがいることで、か細くも生を肯定する展開に感動です
英語で止めるシアリーの切迫感もまたいい
作者からの返信
てくお様
お久しぶりです。
大人ですら「死」を考えるほどの絶望を、子供が耐えられるはずがありません。
たまたま、引き止めてくれる相手がいたから、怜は完全ではないにしろ生きる事を肯定しました。
シアリーは怜を救う為に、これから頼れる大人達に走ります。
一章38話 気づいたらへの応援コメント
今回は「日常」と「非日常」の対比がとても鮮やかな回でした。ベーコンエッグを二人で分け合う何気ない昼食は、怜にとっては「誰かと食卓を囲む」という新しい経験であり、その静かな幸福感がじんわり伝わってきます。
一方で、祝日やゴールデンウィークという穏やかな空気の裏で、隊長たちが淡々と次の作戦を進めている構成が印象的でした。怜たちが少しずつ「普通」を取り戻しているからこそ、それを守る大人たちの戦いにも重みが生まれています。
そして締めの「――四月、完。」がとても良いですね。退院までの長い道のりが一区切りつき、心の季節も少しだけ春へ進んだような余韻を感じました。
作者からの返信
板野かも様
あわわ、感想をありがとうございます!
本1冊分の区切りとして、完結(仮)の1文を入れました。自分でも把握しやすいように。
二人の女子の新生活の裏では、新生活を守る為グロリアスも本格的に動きます。
次の章は怜がシアリーの部屋で暮らすのに必要な買い物をしたり、マンションの住民(?)と出会ったり、久しぶりの学校であったりと……。
「日常」で過ごす間に「非日常」に突然巻き込まれて、怜の傷が増えたりと、ゴールデンウィーク中も後も色々と事件が起きます。
そして五月末の修学旅行編へと繋がる後半もこうご期待。
一章6話 探し回ってへの応援コメント
怜とシアリーの考えが少しだけ、少しだけ交わった回でしたね!
まだまだお互いに距離というか壁はあるけど、怜からシアリーに少しだけ興味が湧いていそうで良かったです。
今作は最初から、色々と不穏な伏線のような情報が散りばめられているので、それもどう絡んでくるのか、とても気になる展開です!
作者からの返信
言語の壁があっても、少しでも歩み寄れそうと思えば、シアリーはグイグイ近づきます。
それ以上の壁が、これから何回もあって衝突を繰り返します。
不穏な伏線は、怜のこれからを左右する事ばかりです。目が離せないかもしれない。
一章5話 忙しい学生の昼への応援コメント
屋上からの便所飯。
ややステレオタイプなイメージに奔走するシアリーに萌えました!
怜にしっかり見透かされてるのも良いですね。
そして、なんだかんだで拒絶せずに一緒の時間を過ごす二人。
今はまだ一段下ですが、いずれ隣に……なんて妄想しちゃう素敵な回でした!
作者からの返信
やっぱり、学校での問題って事はねぇ……。
日本人がひとりぼっちだと起こしそうな行動を、サブカルから学んで空回りする。
でも、ぜんぜん違いました。
いずれ隣に……。
ええ、これからシアリーは怜の隣に並びますよ。
一章4話 無関心であった。への応援コメント
クラスの興味の中心となるシアリーに対して、いつも通り“個”の怜との対比が際立つ中、“挨拶ができる子”という小さな発見をするシアリーの描写が非常に印象的でした。
クラスメイトとのコミュニケーションが難しい中で、怜の存在が大きいということがわかる回でした
作者からの返信
序章にもチラリと書きましたが、学校内での問題は喧嘩以外はないのです。
普通に学校に通う。授業も普通に参加出来る。
だけど、怜は自己肯定が非常に低く、暴力でしか自分の存在意義を見出せない。
シアリーは怜は当たり前のことが出来る人と理解した事で、歩み寄れそうと信じてみました。
一章3話 心、ここに非ずへの応援コメント
色々な要因から“相棒”を求めるシアリー。
怜にその相棒としての姿を重ねる描写が秀逸でした。
何気ない朝の描写、一見何も変わっていないような反応に変化を見出すのもシアリーの切実さを表していていいですね!
この二人、まだまだ距離は遠そうですが、この先の進展が気になる展開です!
作者からの返信
プロテイン長田様
シアリーはどこかで肩を並べられる“相棒”を探していた。
先祖のような、軽口をたたきあいながらどんな状況でも覆す余裕を持てる、気の許せる相手を。
この時点の二人の距離はまだまだです。
紆余曲折ありながら、二人の距離はどんどん“相棒”の枠にはまって行きます。
学生の戦場は期末テストだ!
一章2話 暴力は『日常』への応援コメント
怜の暴力とシアリーのもつ護身用マグナムの存在が奇妙かつ運命的に重なる描写が印象的でした。シアリーもまた護身用の武器を持たなくてはならない出自。怜とは似ても似つかぬものの、身を守る力が重なりました。
かなり遠くの世界で生きていた二人の関係がとても面白く感じます!
作者からの返信
シアリーの初戦闘。――ってほどのものではありませんが。
家柄も生き方も全く異なる二人が、一つの場面で交差する。
シアリーが怜に守られるヒロインではない、彼女も怜を守れる力を持っている。
怜の心が僅かですが、揺れたのは確かだと思います。
一章1話 アメリカの転入生への応援コメント
シアリーの怜を見る方法が、どのクラスメイトとも違って印象的でした。
しかし、そのクラスメイトたちも悪意を持ってシアリーに「近づかない方がいい」と言っているわけではなく、本気で怜を危険だと思っていそうなのが怜の境遇を物語っているように感じます。
言語の壁もあるシアリーとの出会い、噛み合い始めた非日常への歯車がどう動いていくのか、気になります!
作者からの返信
ほぼ毎日、傷だらけで登校するので、怖がられている。
何なら、一部の生徒が怜に吹っ掛けて、怜に返り討ちにされた事もあったので余計怖いのです。
下手に刺激して、病院送りにされるとこの時点で同じ教室の生徒から思われています。
怜もそれが「当たり前」とこの時点で思っているので、それが大きい壁ですね。
それをシアリーがドンドン壊していきます。
一章7話 Gloriousへの応援コメント
シアリーさんの実家案件
確か、軍の特殊な立場があるんですよね。
アメリカでの能力者の扱い。
その辺りから逃げて来たとすると。
いよいよ物語が動きますね⭐︎
怜さんが、どう変わっていくのか?
作者からの返信
父親が政治家。しかもアメリカ大統領選の出馬を勝手に持ち上げられているから、シアリーは結構窮屈でした。
先祖が大戦終結の立役者の一人だったので、それで担がれた所も要員ですね。
アメリカでの能力者の扱いは、州によって違うかも。この辺りは本筋から離れているので、詳しくは書けません。
怜はもうしばらく情緒不安定モードです。
一章6話 探し回ってへの応援コメント
怜さん
やはり、ここまで生きて来た環境からか、何処か他人を寄せ付けない諦めのようなものが見え隠れしてますよね。
シアリーさんが多少グイグイ来てくれる。
でも、少し突き放したような距離感。
二人がどんな風にバディとなっていくのか。
楽しみですね✨
作者からの返信
アメリカンはいつでもグイグイときます。
怜は諦めている。
諦めているから、どこまでも自分を傷をつけ続けられるんです。
どんなバディになるのか。
ふふふ。
一章5話 忙しい学生の昼への応援コメント
座る位置の距離感
それも、一段下。
上手く言えないですけど、染み入るモノがありますね^_^
作者からの返信
距離感は大事。
ここから、隣り合わせになって、密着していきます。
一章38話 気づいたらへの応援コメント
怜が少しずつ世界を広げていくのが嬉しくて。
その裏で何かが動いてるのが怖い。
まあ院長はほっといても、少しでも怜が生きている実感を増やしていってくれるといいです。
作者からの返信
光が強くなれば、闇も一緒に深くなる。
院長は一応モブなので、今の所は放っています。
生きている実感は、これからシアリーに支えられながら増えていきます。
それが今まで怜を避けていた教室内の空気感を変えていき、怜の欠落した感情を補っています。
一章37話 昼下がりへの応援コメント
今回は派手な出来事はないのに、とても好きな回でした。怜が「昼ごはんどうする?」という、ごく当たり前の日常の悩みに向き合っているだけで、ここまで大きな変化に感じられるのが良いですね。
特にシアリーの冷蔵庫の中身には思わず笑ってしまいました。設備は完璧なのに生活力が追いついていない感じが実に彼女らしいです(笑)。
そして最後、怜が自然にフライパンを握り、シアリーに皿を出させ、さらには「黄身、割らないの上出来じゃん」と口にしてしまう流れが印象的でした。退院直後は自分の居場所すら見失っていた少女が、今は誰かと一緒に昼食を作ろうとしている。その変化が静かに胸に残ります。
作者からの返信
坂野かも様、お忙しい中感想ありがとうございます。
二人が過ごす上で食事は絶対に欠かせません。
怜が僅かな経験でどこまで出来るのか、本人も未知数なので手探り感を少し意識して見ました。
これから、こういった食事の準備をする描写があります。徐々に料理に慣れていく過程の、最初の一歩です。
実家の冷蔵庫のようにしたかったけど、日本にガロンサイズが滅多に見かけない。ネットで注文だと、配送料が――って流れです。
コストコが近くにないの? って悲鳴をあげていたに違いありません。
一章14話 命の『価値』が付けられるへの応援コメント
『命の価値がつけられる』まで拝読しました。
常に周囲から距離を置かれ、暴力と隣り合わせの生活を送る怜。そして、彼女と正反対の人生を歩んできたアメリカ人の少女・シアリー。対照的な2人の出会いがとても印象的でした。
彼女たちが出会ったことで、水面下で何かが動き始めるような不穏さがあり、「これからどんな関係になっていくのだろう」とソワソワしながら読み進めました。
また、シアリーのまだ日本語に慣れていない描写にもリアリティがあり、少しずつ頑張って話そうとする姿を応援したくなりました。
作者からの返信
Hanna様、そこまで読んで頂きありがとうございます。
怜の人間関係と環境周りや、シアリーの日本語慣れしていない面も、実際にあった過去のニュースや雑誌のコラムを参考にしました。
この子達が出会った事で、世界は大きく動くけど、当の二人の周りには見えない動き。
二人の関係はただのクラスメイトと言う枠を越えて、どんな場面でも離れない相方となっていく予定しています。
0話 序章への応援コメント
主人公がどんな人物であるか、それを“この人はこうだ”という説明に走らず“過程”と“状況”で説明しているのが印象的でした。
この方法によって主人公だけではなく周囲の環境までじんわりと見えてきて、またその環境がなんともいえないリアリティを持っており引き込まれます。
怜はどうしようもなく拠り所がなく、将来に不安がある一方でこの先の展開が気になる魅力的な主人公であるとも感じました。引き続きゆっくり読ませていただきます!
作者からの返信
プロテイン長田様、感想ありがとうございます。
主人公とその周りは確実に固めて置かなければ、主人公の変化を見えにくいと思い、急遽追加したものです。
なので、結構荒い部分もありまして……軽く改稿を予定していますが時期は未定です。
ごゆっくりと、怜とシアリーの「日常と非日常の反復する日々」をお読みください。
一章4話 無関心であった。への応援コメント
やはり、留学生には人が集まりますよねー
美人なら尚更そうでしょうね⭐︎
怜さんは環境や印象がそうさせてるのもあるだろうけど、彼女もそれを選択している気がします。
会話が合うとは単純な言葉ですが、視座が合うとは別の話し。怜さんの人としての孤高さは、本当に分かり合える仲間だけを探してるのかな?
そんな印象でした^_^
作者からの返信
水を運ぶ人形様。
タイトル通り「無関心」です。
この時の怜は、仲間とか、分かり合うすら関係無い。
社会的孤独に慣れてしまい、この年頃の情緒が育っていない。何なら欠落している。
欠落しているのが何か分からないから、力でねじ伏せるしか発散出来ないのです。
一章36話 これってさぁ···への応援コメント
今回は怜が初めてシアリーの「世界」を本格的に見る回でしたね。軍人の送迎や高級マンションまではまだしも、銃のコレクションやゲーム部屋を前にして「同じ教室にいたはずなのに、全然違う場所で生きてきたんだ」と実感する流れが印象的でした。
それでも怜が怯えるのではなく、「ズレ」を感じながら受け止めようとしているのが良いですね。特に最後の空っぽの部屋を見て「ここなら寝られそう」と口にする場面は、新しい居場所への最初の一歩としてとても好きでした。
シアリーの「ベッド買おう!」も可愛らしいです。勝手に決めないでと言われながらも、怜のための場所を作る気満々なのが彼女らしいですね。
作者からの返信
怜からすれば、「アメリカだと当たり前なんだ」って認識の違いで見ている所があります。
国柄が出ているだけであって、差別や偏見は持っていません。
持っていたら、「じゃあ、被験体の末裔は?」って人種以前の問題が浮き彫りになりますので。
怜は新しい居場所に怯えているけど、シアリーがそれをきっちりサポートしていきます。
隊長に「責任を持つ」と言った以上、シアリーは怜の心に寄り添い続ける気満々なので。
怜の意見は決して無視しない、押し付けない。
必要な物や事は一緒に作ろう、探そう。
それが怜の心に変化をもたらします。
一章3話 心、ここに非ずへの応援コメント
怜さん孤児院なのですね。
そして超能力が自然と出る日常。
この事は周りには秘密なんですかね?
そしてシアリーさんは統一軍関連とは!?
生活感の無さそうな部屋で淡々と生きている彼女は何処か乾いているように思えます。
そんな、現状が潤ってない二人がバディとして、どんな物語になるのか。そんな回でした^_^
作者からの返信
この世界は「被験体の末裔」と呼ばれる、研究機関の実験体だった人が先祖である人を指し、何かしら能力が特化した血筋の人が当たり前のように世界各地で暮らしております。
怜もその被験体の末裔ですが、その中でずば抜けて高い身体能力に加えて、超能力も未知数です。
その謎は次章に明らかになりますが、それが新しい謎となり、夏休みはその足取りをシアリーや今の軍人と探す旅になる予定です。
シアリーは先祖が統一軍の英雄と謳われた軍人の末裔であり、同時にアメリカ合衆国の政治家の娘です。
軍と切っても切れない縁があって、少々窮屈です。
シアリー以外に、軍科大戦で彼女の先祖とチームを組んでいた部隊の子孫が軍属なのも大きいです。
一章36話 これってさぁ···への応援コメント
怜がだんだん自分の居場所を作る意思がではじめてほっとする反面、シアリーに外堀を埋められつつあって面白いですw
作者からの返信
これからもっと、シアリーに埋められていくのを知らない霜月怜さん(14)
一章35話 新しい居場所への応援コメント
今回は「居場所」というテーマが、とても丁寧に描かれていて良かったです。怜にとっては何もかもが規格外なのに、掃除ロボットに突っ込まれたり、シアリーのゲーム部屋に呆れたりと、少しずつ“生活”の目線で周囲を見始めているのが印象的でした。
特に「ここ、勉強部屋じゃなくて『逃げ場』でしょ」の一言が好きです。怜自身も逃げ場を持たずに生きてきたからこそ見抜ける言葉で、二人の距離がまた少し近づいたように感じました。
そして最後の学校用品がベッド下に綺麗に収納されている場面も微笑ましいですね。シアリーの部屋は趣味全開なのに、ちゃんと日常も存在している。そのアンバランスさが彼女らしくて可愛かったです。
作者からの返信
お掃除ロボットの下りは、所有している人ならよくありそうな光景かなと思って入れました。
怜はまだ「家の人」ではなく、「他所から来た人」の感覚なので、ロボットの小さな突撃を受けているって感じで。
シアリーは家の事情が事情なだけに、現実逃避が出来る場所が欲しかった。それが今の寝室兼ゲーム部屋。わざわざ実家から引っ張って来ました。
ゲームで簡単な日本語を覚えましたが、それ以外のFPSスラングなども覚えてしまった。賑やかです。
一章2話 暴力は『日常』への応援コメント
学園ヤンキーバドルもの!?
タイトルから内容まで想像以上でした(笑)
シアリーさん。
やる時はやるタイプ
これは友人というより、バディものですね⭐︎
熱いストーリーを期待しております⭐︎
作者からの返信
怜はあっちこっちで売られた喧嘩を買ってきたので、市内で結構恨み買われています。
転入初日でこんな光景を目の当たりにして、思わず護身用のゴム銃を発砲しました。
友情から家族になります。
あと、熱いストーリーって勘違いしてもらって嬉しいです。
一章7話 Gloriousへの応援コメント
シアリーも怜も違ったベクトルでの異端さを見せ始めていますな……!!
まだまだ一方通行みたいな感じですが、寄り添う時は来るのか!!
そして不穏な空気は遂に日常を襲うのかッ、どうなるッ!!