おどろおどろしい粘膜描写から一気に神話級の戦いへ雪崩れ込む構成がめちゃくちゃかっこいい短編です。旧神の禍々しさに対比させたのは夜の恋心。人間的な弱さが、物語をより高揚感あるものにしているように思いました。登場人物も登場物も多く、ちょっと間違えるとごちゃごちゃしてしまうところ、すごくスッキリ整えられたその筆の力にびっくりです。ツキヨム参加作品です。