悪役令嬢として転生した主人公の物語は、序盤から軽快な文章によってどんどん引き込まれました。
サッカーや落語になぞらえた表現は親近感が湧き、コミカルタッチな箇所は何度もクスッとなりました。
テンポの良い筆致は読んでて心地よく、物語世界に引き込む力がとにかく強い。
なんと言っても、主人公のセリナが魅力的。
繊細な一面が垣間見える時は、つい応援したくなる健気さがある。
殺害や推理する展開もあり、個人的には「山狩り」の一連の緊張感と台詞回しが好きでした。
まだ物語は途中ですが、先が楽しみにならずにはいられない魅力が満載です。
ぜひこのユーモラスでスリリングな令嬢世界をご堪能ください。
こちらの作品を読む前まではお恥ずかしながら「なぜ断罪される令嬢は大勢の人前で断罪されるのか?」(断罪する側にもリスクが…)と思っておりました私ですが、わかりました。
ゲームの世界だったからなのですね…!
(それがあっ、と解るほど読みやすいのです)
さてこちらの物語
①丁寧で読みやすくバランスが取れている文章。スルスルと頭に入る!
カクヨム書きとしてはお手本にしたい!
②可愛らしい雰囲気ですがそれだけではなく読み手をグイグイ引っ張る牽引力あるストーリー
③…だけではなく、ウサギ!わんこ!
これはもう、ささる方にはささります。
まだクライマックスに追いついていない私てますが、必ず追いつきます。
楽しみです…!
ごきげんよう、皆様。
今回わたくしが『査定』するのは、本山ひろ先生の極上のファンタジーですわ!
毒に侵されたマーベリックの氷結した肌。
彼を救うため、苦酸っぱい解毒薬を自らの唇で
流し込むセリナの無防備な決断。
交わる唇から生じる甘酸っぱい熱が、この市場(物語)に莫大な『含み益』をもたらしておりますのよ!
翌朝のベッドでの甘いやり取りから一転、ドアノブの音と共に現れたアベルが帽子をぐしゃりと握り潰す所作。年下の幼馴染による独占欲と、
不器用な騎士の行動が交差する見事なポートフォリオ(修羅場)に、わたくしも弾け飛びそうですわ!
大理石の浴槽で立ち上る白い湯気の中、予期せぬ遭遇がもたらす強烈なボラティリティ。次々と優良銘柄(イケメンたち)が参入してくるこの市場へ、皆様も全力で資本投下(ご一読)なさいな!