「孤島」「わらべうた」「軋む階段」という王道本格ミステリの骨組みをしっかり押さえつつ、怒涛の筋肉愛と情熱的なBL要素を流し込んだ快作です。
緻密な伏線やアリバイの検証に「圧倒的なフィジカル」が絡んでくる構成のキレ味が抜群。
殺人現場ですら肉体美に見惚れる好三郎のブレない語り口、魔性のナチュラルマッスル・真威人、そして超人的なフィジカルで場を掌握する草薙刑事と、登場人物全員が強烈な個性を放っています。
個人的にツボだったのは、極限状態のサスペンスと過剰な筋肉描写がぶつかり合うシュールな笑いです。
ブーメランパンツ姿の刑事が大真面目に現場検証をする頼もしさや、緊迫感とフェチズムが同時に押し寄せる独特のテンポ感に、ページをめくる手が止まりませんでした。
本格ミステリの知的スリルと熱狂的なパッションが奇跡のバランスで同居する、最高に楽しい一作です!
孤島「鬼肉島」を訪れた小説家・筋肉好三郎が出会うのは、海で鍛えられた “ナチュラルマッスル” を持つ大学生・剛力真威人。
冒頭から圧倒的な筋肉描写が炸裂し、読者は一瞬でフィジカルの世界に引き込まれます💪✨
二人が同じペンション「ステロイド」に泊まることになり、道中で出会った老人から不気味な “鬼肉島のわらべうた” を聞かされる場面は、甘いBLムードから一転して恐怖が忍び寄る瞬間です😨🎶
わらべうたに隠された金鉱採掘の歴史、飢餓、そして “鬼=金工師” という解釈が示す陰惨な背景――
孤島の空気が一気に不穏へと傾き、ミステリーとしての緊張感が高まります🌫️🔍
真威人の優しさと圧倒的フィジカルに心を揺さぶられながらも、好三郎は島の異様さに気づき始める。
恋と恐怖が同時進行するこの作品は、BLとしてもミステリーとしても強烈な魅力を放ちます🔥❤️
筋肉の美しさ、孤島の閉塞感、わらべうたの不気味さ――
三つの要素が絡み合い、読者を離さない異色のフィジカル・ミステリーです🔪🌊💪