概要より
魔法使いビクトルの住む町外れの小さな屋敷には、働き者のお家妖精ポレットがいる。
しかし彼女は、最近溜め息をついてばかりで……。(引用おわり)
僕はとっても素敵な物語を読ませて頂き、すごく感動しています。幾つも筆者様のお話を拝読させて頂いておりますが、本当に毎度毎度こんな素敵な物語を届けて頂き、もう感謝しかありません。
この物語はお家妖精ポレットの物語。
ほんとにね、ほんとに「妖精の生きている世界」を味わう事が出来るんです。嘘っぽくないし、大袈裟でもないし、怖くもないし、ただ本当に純粋な言葉が「生きて」ここにたくさん書かれています。
僕はとっても幸せです。
僕らは物語を書いていて、時として「物語の為の物語」を書こうとします。それはとても良く出来ていて、プロットも練られていて、キャラも立ってるし、ストーリーも面白い。だけど悲しいかな「生きていない」時が多い。
自分なりにとっても良く出来ているのに、全部上滑り。それでも上手くいって欲しいと願うばかりに客観的に見れなくて、何か違うと思いながら費やした時間を考え、つい拘ってしまいます。それってとっても不毛です。
僕はそんな時に、もっと自分の「内」から出る言葉を探すべきだと思うんです。小説とはいくらハリボテでセットを組んでも、自分の持っている以上のものはまず書けない。だから、借り物でない自分の言葉を探す。
その言葉を正面から誠実に探し出せたのなら、そしてその言葉がきちんと「生きている」のなら、きっと誰かに何かを必ず伝えられるはずだと僕は確信しています。
この物語を読んで僕はとても幸せで、筆者様の「特別な言葉」をたくさん頂きました。
お勧め致します。
こちらの筆者様にしか書けない「特別な言葉」が満載されたキラキラした物語。もったいなくて、もったいなくて、両手でそっと愛おしく包んで、すごく、すごく、大事にしたいなぁって思いました。
皆様、どうか宜しくお願い致します( ;∀;)
主人公ビクトルの屋敷には師匠の代から仕えるお家妖精ポレットが住んでいます。
どんな家事でも完璧にこなす彼女には、ある願望がありました。
それはメイド服が欲しいということ。
それは決して大それた望みではありません。
しかし主人公は躊躇します。
なぜなら、お家妖精に洋服を与えるということは、ある大きな意味を持つためです。
それでもポレットはメイド服を強く望みます。
彼女は彼女で、単にメイド服を着たいということ以上の願いがあるようですよ。
互いを思い合うビクトルとポレット。
さて、ポレットはメイド服を着ることができるのでしょうか。
そしてその先にある願いを叶えることができるのでしょうか。
心温まるファンタジーをお読みになりたい方に。
おすすめです。ぜひぜひ。
町外れの小さな屋敷には、屋敷妖精が居る。
彼女の名はポレット。
3等身の可愛い女の子だ。
そんな彼女は、最近何か思い悩んでいる様子。
どうやら彼女は、メイド服が欲しいらしかった。
しかし、屋敷妖精が服を貰うことには、ある理があり‥‥‥。
「メイド服が欲しい」という言葉が持つのは、ただ服が着たいという意味だけではありません。
大切にされた家に生まれる屋敷妖精が、家という枠を超えて、主に仕えたいという気持ちがとても愛らしいお話でした。
ポレットの真意、そしてメイド服は着れるのか、着れないのか‥‥‥。
ぜひその目でお確かめください!!!