異世界転生モノで、現代の天才シェフが転生して異世界に行く話自体は珍しくないかもしれませんが、この物語のシェフは、モダンキュイジーヌの出身でしょうか。 まるで化学のような調理シーンが独創的で、設定の妙でした。また、バトルアクション系の小説では役に立たないような能力(魔法)が、この主人公にとってはチート能力になっているのも、良かったです。異世界で若き領主代行に転生した主人公が、武力でも金でもなく、「食の力」一本で、敵を返り討ちにしたり、人々の胃袋を掴むことで、領地を再建していく様は痛快!