自称「深淵の王」の佐藤駆と、彼の痛い言動を「尊い」と全肯定する美少女・白石秋穂の奇妙な関係を描く。 駆の中二病設定を「聖典」扱いする秋穂の過剰な推し活と、友人の彼女である小夜のガチなヤンデレぶりが合流し、日常がカオスに塗り替えられる様が痛快だ。 設定上の「闇」と本物の「闇」が共鳴し、逃げ場を失う男子二人の悲哀とシュールな掛け合いが大きな見どころとなっている。中二病やヤンデレ属性、推し活の狂気を描いた勢いのあるコメディを好む読者におすすめできる。