第10話大会の出場資格
市中学総体を終えて数日後、部としての結果は根島が個人種目で2つ1位を取り、女子はリレーで2つとも2位になった。
男子も佐藤、新島、新岡、戸塚なんかも入賞したらしい。全然見てなかったから分かんなかった。
さて、県大会は7月の夏休みに入ってからだ。その間大会はBC級記録会だ。
級とは水泳連盟が定めた資格みたいなものだったかな?タイムを突破出来ればその資格が持てる感じで年齢、種目、距離で細かく定められている。C級B級A級AA級と段階になっていて、ジュニアオリンピックなんか、大体の大会はA級持ってれば出れるはず、知らんけど。
だけど俺は殆どの種目のA級を取っていないんで、この大会でA級タイムを切ることが目標となっている。出る大会が増えるのはめんどいけど。
なんで今日も頑張らない程度に練習をこなしてる。
あっ、そうそうこの間の他のクラブの件だけど調べてみたら、どのクラブも家から遠いんだよね。唯一三島と変わらない距離にあったのがポピュラ竹田ってところで月謝も三島より安い、しかもそこの育成選手はゆるいって噂で、どうゆるいのかは分からないけどなんか良さそうと思った。
県大会が終わったら母さんに相談してみよう。もうここのやり方は俺に合わない。
練習を終え、ダウンを済ませ、皆がプールサイドでワイワイ話し込んでいるのところを俺はササッと更衣室へ行き、着替えてさっさと帰った。
途中根島が俺の方を見て、何やら言いたげな顔をしていてたけど気になどせずに立ち去った。
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