皆さんは映画館で映画……見た事ありますか? 当然ありますよね。
上映と同時に落ちる暗幕、毎度おなじみの映画泥棒、本編が始まる前に無くなるポップコーン……そして始まる巨大スクリーンの大迫力映像——。邦画、洋画、アニメ映画、ジャンルは多岐に渡り、アクション、ファンタジー、SF、ミステリー、恋愛、例を挙げればキリがないですが、あの巨大スクリーンでしか得られない興奮が映画にはあります。
本作【プロジェクト「怪人二十面相」〜令和の小林少年は美少女探偵でした】では、作者様の洗練された文章と、確かな構成力が見事に統合され、あの映画館でしか味わえなかった空気感が体験できます。
舞台は監視社会とディープフェイクが当たり前となった令和の東京。
かの舞台で主役を努めるのは、冷徹な名探偵・明智小五郎と、絶世の美少年・小林……そして対するアンタゴニストは——“顔の無い怪人・怪人二十面相”。
現代に蘇った映画・怪人二十面相を、皆さんも一度読んでみませんか?
さて、怪人二十面相でございます。
そのころ東京では、二人以上の人が出会うと天気の話でもするように…と始まる、あの二十面相でございます。
初老のご同輩におかれましては、ポプラ社の少年探偵シリーズでおなじみ、二十面相でございます。
間違えてはいけませんが、グリコ森永事件は二十一面相でございます。
その二十面相が、令和に甦るのでございます。なんと、現代らしくアイドル映画の製作から始まる意表を突く幕開け。いきなり展開が読めないのでございます。江戸川乱歩先生が生きてたらビックリでございます。
あの怪人が、そして二十面相と言えばあの名探偵が、それからあの少年も、どのようになるのでございましょう。これはもう、一緒に連載を読んでいただきたいのでございます。