いかにして、史究会は同好の志というフラットな互助関係から、身分や階層(ヒエラルキー)を求める集団へと変質してしまったのか。熱を失い、ただ組織の器を次代へ延命させることだけが目的と化してしまった集団の悲しい末路を連発で見せつけられているようで、なんとも言えない胸の痛みが残ります。
同じ経験をした人なら共感できるリアリティがある。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(244文字)
大味な作品ではないけれども、神原くんの心の機微に、新生活特有のドキドキを追体験しているような気持ちで読み進めています。自分の学生生活に光を当ててもらっているような…。今後、神原くんがどんな独裁者になっていくのか。そして、どんな戦記を繰り広げてくれるのか。期待大です。