生まれつき心臓に疾患がある主人公・六花と、彼女を支え続ける星好きの幼馴染・翔の、ピュアで切ないラブストーリーです。
入退院を繰り返す六花のもとへ、手作りの星ノートをせっせと作って持ってくる翔。このシチュエーションがもう尊いです。六花はバッテリーがなければ生きられないことや普通の生活が送れないことに葛藤を抱きますが、それを吹き飛ばすような翔のアグレッシブさが清々しくて眩しいです。
二人が迎えるまさかの展開には胸が締めつけられます…。全九話で文体も読みやすいので、そこはぜひ読んで確認してもらいたいところ。
太陽のような眩しさではなく、澄んだ星空のようなキラキラした物語をぜひ。
これは絶対に切ない話。そして最後に泣かされる話だ、と序盤から胸が振るわされました。
天体観測が好きな翔と六花。二人で星を見ることを楽しみにしていたが、六花の体に異変が生じてしまい……。
病床につく六花を励まし、生きる希望を持たせようとする翔。そんな翔に心を救われながら日々を生きていく六花。
そんな二人が最終的にどんな結末を迎えるか。
ラストはとにかく感情移入をしてしまい、「その時」の心情を思って涙腺が緩まずにいられませんでした。
本当に素敵な物語です。二人が日々繋いできた想い。そしてその帰結として提示される最後のヴィジョン。是非とも見届けてください。