巨大な蛇の化石と古地図騒動に揺れる月詠町。けれどこの一節で起こるのは大事件ではなく、夜少年の視線の変化だけ。昼の謎解き本をきっかけに、見慣れたはずの用水路や夜の水面が別の意味を帯びはじめる。 何も起こらない静けさが、かえって次の展開を予感させる巧みさ。日常が少し傾く瞬間だけを丁寧に切り取った、斬新な作品だと思います。この「続きシリーズ」面白い作品すごく多いです!こちらは「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテスト参加作品です。