人生というものは難儀なもので、前に進むことが中々に困難だったりします。
歩き続ければ疲れますし、無理をすれば壊れます。
そうなる前に歩みを止めて、適宜休みを入れる必要があるわけですね。
過去を懐かしみ振り返るという行為は、いわば心の整理。
思い出に浸り自分の心を見つめ直すことで、疲れた心身を癒すことができるわけですね。
ただ、過去ばかりを見つめていても前に進めません。
再び歩くためには、前を向かねばなりませんから。
疲れ果て、逃げるようにして田舎へと帰郷した主人公。
そんな折に現れた、ノスタルジックな雰囲気の自販機。
不思議な自販機の存在は、主人公をどう変えるのでしょうか。
立ち止まり、一息つきたくなった時に読みたい一作品です。