卒業式という一度きりの時間を、寄り添えるような視点で書いてくれています。等身大といえば良いのでしょうか。そこに、ひとつのアクセントとして、青春の淡い思い出を盛り込むのは、とても素敵な記憶として残ってくれました。結果的に、儚く淡く消えるのですが……それが、たった一言で爽やかなものに切り替わります。その優しさに、思わず唸りました。この時期(3月4日にレビューを書いています)に、ぜひともお薦めしたい作品です。
卒業式に泣かないのは、大事な人に笑顔を覚えていて欲しいからです。このキャッチにドキュンときて、読みました。その日から君が変わる訳じゃない。この見出しも素晴らしい。グーンと惹かれました。卒業をめぐるお話としては決して斬新ではないのですが、こんないい言葉と、巧みな筋運び、意外な展開で読ませます。瑞々しいなんて言葉が陳腐に感じるほど、キュンキュンに青春してくれてます。とても楽しい一編です。また逢おうね❗️