「特殊能力」が当たり前となった混沌とした時代設定ながら、物語の始まりは「空手の稽古」と「母さんのカツサンド」という、地に足のついた温かい日常から描かれており、主人公・天龍への親近感が一気に湧きます。「優勝出来そうか?」という祖父の問いかけ。実力者でありながら慢心せず努力を重ねる天龍が、自分自身をどう評価しているのか。そして、その後に待ち受ける謎の老人との出会い。王道少年漫画のようなワクワクする構成です。