まだ読了前ではあるのですが、あまりに好みだったため思わずレビューを書かせていただきます。
押し活の経験はないのですが、この作品を読んでいると、
人が何かに惹かれ、救われ、そして執着していく感情の流れがとても生々しく伝わってきます。
会えない存在だからこそ想いは膨らみ、
その熱は幸福であるはずなのに、少しずつ祈りや覚悟、そして狂気に近いものへ変わっていく。
その描き方がとても美しいです。
心に降り積もる執着が、熱く、重く、美しい。
これは単なる推し活の物語ではなく、人が何かに人生を賭けてしまう瞬間の温度を描いた作品だと思いました。
この先、糸の幸福がどこまで壊れ、どこまで純化されていくのか、とても気になります