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  • 第5話 考察への応援コメント

     言葉は言霊である。すなわち言葉を発する者には覚悟と責任がある。脳を揺さぶられるような、脳に染み入るようなホラーでございました。

     生物学的限界を超えたダンバー数の第六層は、物語や宗教の発明により維持されたとされておりますが、それらを構成する言葉こそが、同時に境界や怪異をも産み出してしまったのではないか。そんなことを思いました。

     そして本来の巫覡とは、派手な儀式に頼らない、正に主人公・篠宮透のように厳密に言葉を操る人間でなければ、務まらないように感じました。

     作者様の意図とはかけ離れている感想でしたら申し訳も立ちませんが、希少な読書時間をいただき、有難うございました。
     

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    「言葉が境界や怪異を生み出すのでは」という捉え方、すごく腑に落ちました。まさに透が派手な儀式ではなく、言い切らず・終わらせず・固定しないために言葉を選び続ける——その緊張を受け取っていただけたのが嬉しいです。

    ダンバー数や物語/宗教の話にまで接続して読んでいただけたのも光栄でした。読書時間を割いていただき、ありがとうございました。