序盤の国家設定から中盤の市井の描写への転換が鮮やかで、一気に物語の奥行きに引き込まれました。不老不死に近いゴルド一族が、毒針一本で「死なないまま無力化される」という描写にゾクリとしました。力に慢心せず、魔物を操る奸臣クラウンの周到な策略が、王国の黄金時代を終わらせる絶望感を際立たせています。