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誰もいない教室の、一番後ろの席

誰もいない教室の、一番後ろの席

壱河飛呂

おすすめレビュー

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★★★
★13
5人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 順三朗
    318件の
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    ★★★ Excellent!!!

    放課後の死角で心を通わせた二人の、卒業と再会を描く純愛物語

    完璧な優等生を演じる少女・凛と、美大志望の少年・湊が、教室の「三十六番目の席」という死角で孤独を分かち合う姿を描く。夕闇や冬の光といった繊細な情景描写が、二人のもどかしい距離感を美しく引き立てている。机の裏に刻んだイニシャルという「誰にも見つからない永遠」が、数年後の画廊での再会へと繋がる構成が非常にドラマチックだ。静謐な文体で綴られる、再生と希望の物語である。

    繊細な青春小説や、情緒溢れる再会譚を好む読者におすすめできる。

    • 2026年2月22日 12:55