正直、かなり衝撃を受けました。釣りや狩りの話から始まって、「娯楽」としての命という発想にすり替わっていく流れが不気味で、読みながら背筋が冷たくなりました。淡々とした語り口なのに、内容はどんどん逸脱していく。そのギャップがとても怖いです。狐のお面や「チチチ……」という描写も、生々しいのにどこか芝居がかっていて、逆に狂気を強めていると感じました。読後に嫌な余韻が残るタイプの作品で、忘れられそうにありません。