モキュメンタリー……恐ろしいジャンルだと思います。
ここカクヨムではホラー作品が多いように感じますが、そうしたホラー作品だってとんでもない没入感があるのに、こちらではその「とんでもない没入感」のある書き方で「現代ドラマ」を書かれているのです。
もう、フィクションだと思えなくなってしまいます。
語り手は題名どおり、イラストをX(旧Twitter)に無断で転載されてしまいます。
我々はその件に傷つき悩む語り手を見守ることになるのですが──。
もうハラハラが止まりません。
なにせ実話にしか見えないのです。
最後の最後に事実か創作か、改めてはっきりとするのですが、その直前までもう……見分けがつきません。
そして、書かれていることが事実か創作かなんてことが気にならなくなるくらい、内容からも目が離せません。
私はある人物に対して、ひとつ想像したことがあるのですが、見事に外れました。
しかしあなたさまもきっと、私と同じ想像をするんじゃないかと思うのです。
「この人たちさ……」と。
その想像の上をいく真相に驚くためにも、ぜひ読んでみてくださいませ。