親戚の婚約という慶事。祝宴のために、その部屋に支度はされて。けれども、人に近しいところに、しかして人目のとどかぬ陰に、そいつらは常に潜んでいるのです。人がどれほどの怖れと嫌悪に震えようとも……。端的に、あざやかに、ぞくりと身に刺さる恐怖。