世界観の掴みが強いです。水没した東京、海から突き出すスカイツリ。この一枚絵だけで終わりの世代の空気が伝わります。
会話がいい温度感ですね。終末世界なのに悲壮感がなく、まあしょうがないだろで流す乾いた距離感。この二人の会話だけで、この世代がどういう感覚で生きているかがわかります。
サクラの登場、情報の出し方が上手い。人間ではない何かを、直接言わずに身体描写で匂わせている。握手を知らない存在だと示すのも綺麗です。
地球の運命を変えるの予告で閉じるのは王道ですが、その前の「なるほど」の一言が効いています。握手で何を確認したのか。この謎だけで次が読みたくなります。
続きを楽しみにしております。