監査官が最高。軽薄なおじさんなのに、要所で腹を据える。主任との掛け合いはテンポがよくて毎話読みたくなる。ふとした一言でトーンが落ちる瞬間があって、あの温度差だけで二人の関係が全部わかる。「お願いはシグナルコール」の呪文が、最初は軽いのに、物語が進むにつれて同じ言葉の重さが全く変わっていく。この構造、連載の武器になる。ラストの絵がタイトルの「ほうきぼし」と繋がった瞬間、ぞくっとした。