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オボロカガミ

オボロカガミ

璃亜里亭 無音@ティオンヌマン

おすすめレビュー

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★★★
★15
5人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 春光
    7件の
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    ★★★ Excellent!!!

    拡散が怪異を育てる現代怪談

    学校の怪談から始まったはずの「オボロサマ」が、掲示板、配信、注意喚起プリント、まとめサイト、学者の語りへと拡散していく構成が非常に現代的。物語というより“記録”を読んでいる感覚が強く、断片が積み重なることで不気味さが増していくタイプの作品です。

    特に秀逸なのは、「失敗談が消えていく」「削除されたログ」「簡略化されていく儀式」といった“情報の変質”そのものを恐怖にしている点。怪異そのものよりも、“広まり方”が怖い。読後にスマホの画面を見るのが少し嫌になる系です。

    直接的なホラー描写は控えめですが、その分じわじわくる。派手な展開よりも、現実と地続きの不安を味わいたい人向け。

    都市伝説がどうやって“育つ”のかを描いた、静かで現代的な怪談。
    信じるかどうかより、「拡散するかどうか」を問われているような読後感が残ります。

    • 2026年2月16日 23:37