有名な冒険者兄弟、クレイムとノルト。
腕自慢の彼らでしたが、ダンジョンに仕掛けられた「8×4」という算数の扉を前に、命の危険を感じて撤退を選んでしまいます。
そんな脳筋すぎる彼らが再挑戦のために雇ったのは、謎解き専門の冒険者ゼクスでした。
謎の難易度は、RPG好きならニヤリとするような簡単なものから始まりますが、満を持して繰り出される最後の問題は、はっきり言って難しい!
しかし、理不尽な問題ではなく、解くための材料はすべてそろっています。自力で考えるもよし、どうしても分からなければゼクスの鮮やかな解答編へ進んで降参するもよし。
謎解きが得意な人も、苦手な人も。
ぜひ彼らと共に、この知力の迷宮へ挑んでみてください!
有名な兄弟の冒険者、兄クレイムと弟ノルトは強い。のにもかかわらず、遺跡に苦戦していた。
強いのにどうして? と思うかもしれないが、その答えは簡単。ダンジョンの謎解きが二人には解けないからだ。
そんな彼らは『謎解きが専門』の冒険者がいるということを知り、雇うことにした。
そうして三人は、ダンジョンに潜り様々な謎に出会う——といったお話です。
まず、この小説には様々な謎解きが出てきます。単純な謎解き、ではなく、かなり頭を使うことになるでしょう。ですが、それが面白いところなのです。
私には中々解くのが難しい謎解きでしたが、きちんと解くだけの材料は整っています。それに、分からなければ次のエピソードで解説があるため問題ありません!
ゲームのような展開で、だけど小説。そのような作品だと、私は思いました。
ただ、謎解きだけに焦点を当てて読むのはいけません。この作品はミステリーなのです。各地に散りばめられた伏線を考え、その背景に隠された意味を推理してみると、この面白い作品が、もっと面白いものになると思います。
ゲームが好きな人、そうでない人。
ミステリーが好きな人、そうでない人。
すべての人におすすめです!ぜひ、ぜひご一読ください!
「ダンジョンの障壁」を「読者への挑戦」に見立てるというのがゲーム感覚で楽しめて面白かったです。
僕自身はゲームをする人間ではないのでダンジョン特有(?)の解法みたいなものが掴めず、なかなか苦戦してしまいました。……というのは言い訳で、普通に頭が固かったです(白状)。
六つの謎は読者にも十分に解くことのできる難易度に設定されており、読者のこちら側としてもメラメラと燃えてきます。
特に満を持して繰り出される六つ目の謎はかなり複雑な構成(それでいて解法は結構シンプル)となっており、非常に楽しむことができました。
六つの謎と解決が目を引きますが、ストーリーが結末へと向かう「小説としての構成」もよく出来ており、完成度が高いと感じました。
シンプルな謎解き要素とダンジョンもの異世界ファンタジーの掛け合わせを楽しみたい方にオススメの作品です。
是非ご一読ください!
一話一話が本当に楽しく、毎回噛みしめるように読み込みました。
テーマは謎解き。
ダンジョンに挑むことになった冒険者の二人。しかし、「あまり知恵は働かない」らしく、掛け算の問題とかにも苦戦する二人には、「謎解きしないと進めないダンジョン」はあまりにも強敵過ぎた。
そんな二人が頼ったのは「謎解き専門冒険者」とされるゼクス。彼と共にダンジョンに入り、いくつもの「謎」と向かい合うことになるのだが……。
物語の一話ごとにダンジョンに仕掛けられた「謎」が提示され、そこにある手がかりを頼りにゼクスが解放を導き出していきます。
つまり、一話一話の終わりが「読者への挑戦状」にもなっていて、ゼクスが閃いたであろう「世界」を読者も一緒に解こうと挑戦することになります。
これがとにかく楽しい。いわゆる知的遊戯として「正解」を考える感じ。
「バイオハザード」だったり「ゼルダの伝説」だったり「ドラゴンクエスト」だったり。そうしたゲームの謎解きパートを嗜んだことのある読者ならニヤリとさせられる謎の数々も登場します。
謎解きがベースだからこそのファンタジー作品。ここにしかない楽しさがふんだんに味わえること間違いなしです。是非とも、この謎解きダンジョンにチャレンジしてみてください!
強いだけでは攻略できないダンジョンがある。
それはなぜか……?
――謎解きがあるから!
ダンジョンにおける謎解きというのは、像を動かしたり決まった石をはめ込んだりするアレのこと。
先に進むためにはギミックを攻略しなければならない……RPGなどではお馴染みですね。
本作では6つの謎が登場します。
登場人物と一緒に挑戦する謎解きはゲームをしているかのようで楽しいです。
謎は比較的簡単で、最後の1つだけ難易度高めというちょうどいいバランス。なので、謎解きが得意な人も苦手な人も楽しめます。
謎解き専門の冒険者ゼクスたちとともに、ぜひあなたもダンジョン攻略に挑戦してみてください!!