魔物と人と間に「相互間不可侵条約」が存在する世界。
人々が魔物を嫌悪するなか、異端の共存派に属する貴族の令嬢ブリギッテ。
世界観そのものはダークファンタジーに属すると評して良いものの、主人公ブリギッタのキャラクター性(そしてそれとバランスをとる執事シャルル)により、穏やかな気持で読み進めることができます。
主人公のブリギッテが「今まで知らなかった世界を知り、そこに踏み込んでいく」という成り立ちは「異なる世界」を描きながらも昨今流行の異世界ものというより、どこか懐かしい児童小説や童話調の手触りがあり。厳しい世界との異化効果が存分に発揮されています。面白い作品で続きも気になります。応援しています。