あなたのせいよ。
ゴンザレス村上
第1話
私の名前は丸山 咲月【まるやま さつき】
高校1年生だ。私の通っている学校はデザイン、IT、農業科がある
そして校則には謎のルールがある。
【醜い感情を出さないこと】
例を上げると
承認欲求
嫉妬
独占欲
執着など
私がなぜこの学校を選んだのは、それは
デザイン系の学校でいい設備がある学校はここにしかなかったことだ
私はデザイン科に入りイラストレーターとして働きたいので選んだのが大半の理由を占めるだろう
その他の理由は、家から学校の距離が近かったことだった
「あっ、咲月おはよう!」
「おはよう!優芽」
彼女の名前は丸下 優芽【まるした ゆめ】
彼女とは高校から初めて会った関係で、入学してからすぐに仲良くなったのを覚えている
「ふぁあ、おはよう」
彼女の名前は 加藤 真理【かとう まり】
優芽と真理が仲良くなっていて、そこに私が入った感じだ。最初話しかけようとした時、緊張して手が震えたことを覚えている。
私の学校は最近出来た設備が整っている学校で、パソコンなど沢山ある。
学校につき、ホームルームが終わり、初めての授業が始まった。
内容は【自分が好きな絵、作品を書く】
私はイラストを書くのが好きだ。あまり自信をもって書いたことがないのだが、ここでずっと練習して行きたいな。
「ねぇ咲月コレ見てくれない?」
私に話しかけてきたのは優芽だった
「私の絵見てくれない?」
「え。」
滑らかなタッチ、そして独創的な色使いで、私達に目を見張るものがある。
ふと私が書いたラフと重ねてみる、線に迷いがなく、なにを書こうとしているか分かりやすかった。でも自分は線に迷いがあり、これが才能の差だと感じた
「ど、どう?咲月」
「す、すごいね。まあ私のは出来上がったら見せるね!」
内心焦っていた。
(なんで?こんな上手いの、私だって頑張ってるのに。)
正直私には才能がないのだと打ちひしがれたが、校則として
【醜い感情を出さない】
ということを守った。でも少しずつ私の心にどす黒い感情が渦巻くようになった
「ねぇ?咲月?」
「あ、ごめんごめん。集中してた」
平然を装っているが、今にでも感情が顔を出しそうで抑えるのに必死だった
「じゃあ咲月もさ!できたら教えてね!」
そんな無邪気な感情にどす黒い感情が渦巻いてしまったことを後悔した。
私にとって長い時間が終わり、必修科目
の数Iがやってきた。
「まじかぁ、数学かぁ」
「違うよ!数Iだよ!」
「あはは、そうだったね」
すると後ろからふふふという声が聞こえてきた。
真理だった
「私、春休み中に少し数Iを予習済みだったんだよね」
「えぇ、勉強熱心だね!」
私は勉強熱心な心に関心した。
すると扉が開き、数学講師がやってきた
「はいじゃあ始めるぞー」
体躯がよく、野太い声を発していて体育会系の講師だった。
「はいじゃあそこの、加藤さん」
「はい!?な、なんでしょう」
「中学生の復習はしましたか?」
「バッチリです」
「じゃあ確認取るなー、中学の復習したやつ手あげろー」
ドッと手をあげる声が響いた。
周りを見ると、学級の3分の2が手を挙げていた
「わかったー。じゃあ進むぞー」
あまりにも多かったため、ここにいていいのかという焦燥感に駆られた
「はい、じゃあそこ。咲月」
「これやってみろ」
え、分からない。
それは相似条件の証明だった
「すみません。分かりません」
「これくらいできておけよー」
「はい。すみません」
周りの視線が冷たい、そしてまたも長い時間が流れた。ふと手を見ると手が震えていた。
黒板の音が大きく響くように聞こえる。
そしてシャーペンの音がよく聞こえる気がする
(え、なんで震えるの、、誰も見てないよね。)
あぁ泣きそう。
辛くて、長い数Iの時間を過ぎ去り、休憩に入る
「大丈夫?咲月」
「う、うん」
「気にしない方がいいよ」
「証明なんて卒業しても使わないんだから」
「そうだよね」
「ん、復習はするべき」
「その通りだね」
色々あり、ホームルームが終わり、帰る準備する
「じゃあ帰ろうか」
「うん」
「なんか楽しかったなぁ」
「初めて今日デザイン系のやったくない?」
「そ、そうだね」
私は会話のタイミングを探そうとした、がもうすぐ校門に着く。これが終わりの始まりとは知らずに
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