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  • 擬態への応援コメント

    第三話も拝読しました。

    今回は昆虫標本の製作がモチーフでしょうか。題材の選び方がとても巧みだと感じました。
    表現も安定していて、特にラストシーンは強烈な緊張感があり、良い意味で不快感が残ります。

    一点だけ気になったのは、実体顕微鏡を机に置いて覗いている描写の部分です。
    人間サイズの対象を観察している流れとのスケール感が、少しだけ噛み合わないように感じました。あえて混線させる演出であれば面白い試みだと思いますが、個人的には少し引っかかりました。

    とはいえ、「標本」「固定」「永遠化」というモチーフの扱いはやはり非常に魅力的で、このシリーズの方向性そのものに強く惹かれています。

    作者からの返信

    三作とも丁寧な読み込み感謝いたします。
    仰る通りテーマは「庭木の剪定」「絵画の修復」「昆虫標本」です。
    共通するのは各々「美」の追求であるとか、その「保存」に関してです。

    「擬態」に関しては前作と表現を変えたいなという試みで「視点」というところに注目しています。

    顕微鏡によってミクロな視点を誘導し、ネタばらし的にマクロな視点に切り替えさせる。
    これが狙いだったんですが表現が難しかったですね笑

    3作も同系の設定で書くと書いていて前作と同じ展開だな、変えたいなと考えてしまい結果あのような中途半端な着地になってしまったかもしれないですねw

    今回は加害者の心理にフォーカスしましたが次にホラーを書く機会があれば被害者視点で挑戦してみようかと思っています。

    ありがとうございました!

    編集済
  • 聖母の剥落への応援コメント

    かなりどぎつい第二話でした。
    正直、グロテスク表現は直視できないレベルです。それでも最後まで読ませてしまう文章力があり、強い引力を感じました。

    特に印象的だったのは、加害者側の語彙で最後まで一貫している点です。
    露骨に種明かしをせず、あくまで“修復”という文脈で描き切っている構成がとても巧みで、うまいなと思いました。

    だからこそ、個人的には終盤の「剥き出しの筋肉の繊維」という直接的な表現は、少しだけ説明的に感じました。
    あそこも加害者の認識に寄せたまま描かれていたら、さらに怖さが増したのではないかと思います。

    また、「カリ、カリ……」という音の部分も、擬音を置かずに読者の想像に委ねてもよかったのかもしれません。
    とはいえ、そのあたりも含めて強烈な印象を残す作品でした。

    作者からの返信

    丁寧な読み込みと、的確なクリティークをありがとうございます!
    個人的には叙述トリックの練習のような作品でした。

    最後まで置換した表現でもよかったんですが、最後にはネタバレ的な要素(今回でいう筋肉)が必要なのかな?という先入観で書いている感はあります。

    ジャンルが「ホラー」で短編構成なので読者目線冒頭1文字目から不穏な話なことはメタ的に分かると思いますが、あれを単体で公開した時を想定するとやっぱり確定的な人体に関するワードを刺しちゃいたくなるんですよね、

    難しいところです。

    貴重なご意見いただけて勉強になりました!
    ありがとうございます!